週末にお祭りがあることは、地域の掲示板に貼り紙が張り出されていて知っていましたが、この地域に暮らし始めて数ヶ月なので、神社がどこにあるかわからないし、祇園祭に行くことだし、ま、いいかと思っていました。
ところが、京都から帰宅すると、ちょうど住まいの前に、だんじりが。
しかも人が多いし、道路が通行止め。これは見に行かなくちゃ!というわけで、荷物を置いて、再び外に出たのでした。
…実は、こんなに威勢の良いお祭りを観たのは初めてでした。

祇園祭は、山鉾を引き、お囃子が音楽を奏でます。どちらかというと(どちらもこちらもないのですが)、男性主体。
しかしこちらのだんじりは、やはり男性が中心なのですが、だんじりの周辺を、小さな子供や女性たちが取り巻き、掛け声をかけて場を盛り上げるのです。
あまりの威勢の良さと、ぞろぞろとだんじりの後をついて歩く集団の姿に、海外のデモを連想してしまったほどです。そのくらい、すごかった☆。地域が異なれば、お祭りも違うものですね。

私の地元でも、お祭りがありますが、山車を引いて歩くのみ。お囃子もないし、威勢の良い掛け声もありません。
それにすっかり慣れきっていたので、京都祇園祭の伝統ある大きな山鉾に感動したし、今回のだんじりにも、度肝を抜かれた☆わけです。
高校生くらいの男の子たちが屋根に上り、掛け声を賭けたり踊りをしたり。
時には観客と共に打ち手をしたり。…私は、この打ち手が、場が一体となるので気に入りました。

何よりも、威勢の良さといったら!
今の若者は…なんて言われる世の中ですが、まだまだ、若者は元気ではありませんか♪
屋根から、よく落ちないなあと思ったり、全身白でまとめた、茶髪の若者が、まるでコンサートのように、場を盛り上げる様子は、観ていて気持ちが良かったです。
一時間弱、だんじりを担ぐのも、屋根に上るのも、太鼓を叩くのも、とてもつかれるでしょうけれど、それを続けるのもすごいなあと、とにかく感動しました。
これだけのパワーがあれば、それはそれは、大阪は元気だわよ…。
こんなに元気な人たちが、同じ地域にいるなんて。いざというときの地域の結束力、強いんだろうな。
頼もしさを感じ、パワーをもらった夜でした。
関西って、ステキ♪
☆みな様、Happyな一日を☆