悲しい閉店のお知らせ | 人生の酸いも甘いも噛みしめてしみじみ語る夕暮れのカフェ

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波風の多かった人生もようやく穏やかになりつつあります。そんな来し方を振り返りながら、暮れていく日々が少しでも豊かになるように、ささやかな日常を綴ります。カフェの片隅で、人生の大波小波、喜怒哀楽、人情の機微など語りませんか。時には毒も吐きましょう。

ショック!

 

 

新聞の折り込みチラシを見て、びっくりしました。

 

 

なじみのお店が来週で閉店する。

 

 

地元の小規模スーパーで、市内に7店舗ほどありますが、一番古くて、町の真ん中にあるお店が閉店。

 

 

時代の流れなんでしょうか。

 

 

 

 

他の6店舗は、郊外にあり、大きな駐車場を備えています。

 

 

売り場面積も広い。

 

 

その真ん中のお店自体が狭いし、駐車場もない。

 

 

徒歩やバスで買い物に行く人がほとんどだったと思う。

 

 

 

 

 

私もそうでした。

 

 

夫が留守の時期は、週に二回の踊りの稽古の後、歩いてそのお店まで行き、買い物をしてバスで帰る。

 

 

そういう生活パターンを、相当長い間続けていましたよ。

 

 

なので、そのお店にはとても愛着があります。

 

 

地元の食材が多く、鮮度もいいし、店員さんも親切。

 

 

 

 

 

 

一番の思い出は、だだちゃ豆の発送を頼んだときのことです。

 

 

夫の知り合いにだだちゃ豆を送ろうとしたとき、私はちょっとしたドジなことをした。

 

 

そのお店のプリペイドカードを持っていたので、そこに持っていたお札を全部入金したのよね。

 

 

それでただ茶豆を買って、発送を頼んだ。

 

 

ところが、送料だけはプリペイドカードじゃなくて、現金で払わなくちゃいけかったのに、現金はない。あせるあせるあせる

 

 

もう焦りまくりました。ゲッソリゲッソリゲッソリ

 

 

 

 

 

すると店員さんが信じられない言葉を。

 

 

「送料の千円は、次に来店されたときでけっこうです」

 

 

おぉ、なんという親切な対応でしょうか!

 

 

その日のうちにバスで往復するのは、時間的にもとても無理で、本当に助かりましたよ。

 

 

 

全国チェーンの大手スーパーなら、こうはいかなかったでしょう。

 

 

地元の小規模店舗ならではの、親身な対応だったと思います。

 

 

そのお店が無くなるのは、とても残念で悲しい。

 

 

 

 

 

ただ他の店舗にはこれからも行くし、宅配の登録もしているので、そのお店の品物はこれからも愛顧していきたいです。

 

 

長い間、ありがとうございました。