昨日の記事のY子さん、彼女のお連れ合いの経歴というのが、かなり驚くものでした。
Y子さんより数歳年上のお連れ合いは、優し気で穏やか、とても真面目な感じに見える男性でした。
ところがね、子どもの頃、家庭環境が複雑だったらしい。
で、グレたんですね。
それも、かなり酷いグレ方で、お縄になった。
すみません、時代小説の読みすぎです。
少年院送致になったということなので、軽い罪ではなく、それなりの犯罪を犯したんですね。
けれど、驚くポイントはここではなく、この先なんです。
出所した彼は、ものの見事に更生したんですよ。
通信教育で大学に入学し、教員資格を取り、首都圏の教員採用試験に合格。
そして、公立中学の先生になったんです。
すごいなぁと思う。
更生の道はいろいろあるでしょうけど、あえて教員になったというのが、半端ない覚悟を感じます。
けれど、よくよく考えてみれば、幼少期、思春期と、辛い経験をして、そこから立ち直った人が、中学生を教えはぐくむ仕事に就いたのは、ある意味最適かなとも思うわ。
お勉強だけができる優等生じゃなく、こういう経歴の人の方が向いているんじゃないかとさえ思います。
きっと生徒に慕われる熱血先生になったんじゃないかなぁと想像。
今日のおやつは桜餅。
この寒さの折、あんこが冷た~~~く感じました。