【恥辱の代償】  | 【奈良】心と日々の暮らしを豊かにする勇気づけ

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Sumikaです。

昨日はネットで見た虐待のニュースに感情が動かされましたが

今日はFacebookで知人がシェアしていた記事に

なにか別の感情が動かされました。


Facebookシェアでその記事を見た方もいるかもしれません。

新生児らしき赤ちゃんが病院のベッドで寝かされている写真と

「赤ちゃん 送料込み ¥1,000 
 赤ちゃん欲しかったんだけど病気になったんで
 誰か買って」

といった感じで、商品として赤ちゃんを売りに出している様子の画像。


その記事の信ぴょう性も考えず、怒り拡散してほしいという投稿主と賛同する人たち。


最終的に

その赤ちゃんを売りだしているという内容そのものがどうやら悪質ないたづらで

赤ちゃんの写真も某病院HPの拾い画像であったとか・・・。


ネットの世界は自由で面白く、そして一歩の踏み間違いで誰かの命を消す危険もある



その記事を見た後、録画していたNHK Eテレの

スーパープレゼンテーションを観ました。


聡明な妻のいるアメリカ大統領と恋愛するという過ちをおかし、
世界中に知らない人はいないほどバッシングを受けて有名になった女性
モニカ・ルインスキー
沈黙をやぶる

オリジナルタイトルは 
The price of shame
恥辱の代償

人は過ちを犯す

逆に、過ちを一度も犯したことはない、という人はいないかもしれない。

そして、人の過ちをネット上で顔も姿も見せずに糾弾するだけの人のほうが

その責任に気づかない分、罪は重いかもしれません。


過ちを認め成長したモニカ・ルインスキーは

当時の自分と同じように、

ネット社会でプライベートを世界中にさらされるという恥辱に苦しむ人の役に立とうと

人前で話すことを決意。


同性愛であることをネット上でさらされ自殺に追い込まれた若者のニュースで

彼女は自分の経験を話すことを決意したそうです。



運命を切り拓いた勇気ある女性は輝いていました。

そしてその陰で彼女を支えた家族の愛に涙がこぼれました。


彼女が強く人生を歩むことができたのは

愛ある家庭に育ったからですね。



子育ては子どもに愛が届くこと。


子どもがいなくても、家族がいなくても

あなたが愛を知っているなら、


与えてください。


愛情ある目線を持つだけでも、きっと誰かを救うことができる。