女性内格差。 | 万葉コモン行政書士事務所

万葉コモン行政書士事務所

あなたに寄り添う。
人と人とのつながりを大切にする事務所です。

こんにちは。

 

奈良市の社労士 行政書士の村林です。

 

育休の給付金の引き上げが言われています。

 

男性の育休取得もせぇせぇいうて、

出産直後一か月以内に取得すると給付80%にも!となんてこともいわれています。

 

雇用保険かかる人はいいです。

 

でも、自営業でかからない人、もらえません。

 

例えば私のような自営の場合、

雇用保険の給付なんてうけられません。

 

子供を産みたかったとしても、その間の収入なんてどこからも何も補償なんてありません。

 

そんなの怖くて、どうやって子供を産むんです?

どうやって育てろと?

 

女性の働きやすさを整備して、女性の職業人生を長くしよう。

 

たくさん税金も納めてもらおう。

 

それはそれでいいです。

 

でもね、正直、雇用保険の掛け金なんて知れてます。

 

そのわずかな金額の差が大きな額となって返ってくる

 

これ、いいんですかね。

 

金融商品でこんなんあったらおそろしいですよ。

 

博打も博打、大博打だよ。

 

育休の給付金をもらえる人ともらえない人の格差が大きくなりすぎるのは大変に大問題だと思う。

 

これだけ働き方の多様化が言われていて

 

多様性が合言葉になっているような社会で

 

使われている人間は育休でお金がめちゃもらえて、

 

自分で仕事している人はだめ。

 

これ、不公平じゃないの?

 

同じ女性だけど?

 

わずかな雇用保険の掛け金くらい払うけど?

リターンおっきすぎると思うんだけど。

 

子供が少なくなっているのはわかりますよ。

 

だけど、子供を産まないという選択肢だってあるはずで、それが尊重されていないような気がする。

 

育休の制度はとてもいいと思うけど、

 

産まないことを選択する人たちにとって、育休の周知だけでも心にとげが刺さると思うの。

 

なんせ生むことが前提の制度だからね。

 

結婚しない女性だってたくさんいるし、自分で生活している女性だってたくさんいる。

 

結婚しない、子供を産まない、あるいは子供を産めない、持てない

 

そんな方たちを暗に傷つけているような気がしてならない。

 

同じ産むなら、産む人たちみんなに等しく平等であってほしい。

 

同時に、育休育休って言って、子供を持たない、働く女性たちが肩身の狭い思い、

 

あるいは陰で涙をのむようなことは悲しいと思う。

 

赤ちゃんを見て

 

かわいいでしょ?っていわれても、

 

笑顔のひきつってしまう女性も数多くいることを政治家の皆様も知るべきだと思います。