眠る街 | 万葉コモン行政書士事務所

万葉コモン行政書士事務所

あなたに寄り添う。
人と人とのつながりを大切にする事務所です。

こんにちは。

 

奈良市の社労士 行政書士の村林です。

 

昨日は新規オープンされるホテルに招待いただきました。

 

 

 

 

京都の烏丸御池近くにひっそりと佇むホテル。

 

主張しすぎないところがさりげないです。

 

 

 

 

ラグジュアリーなロビー。

 

 

 

 

 

娘に用意してくださった小さなくまさんのスリッパ。

 

 

いつも散らかった部屋で過ごしていますもので、

 

 

ラグジュアリーでお洒落なホテルがとても新鮮で、

子供達も喜んでいました。

 

アメニティーもワンランク上、

 

部屋も広く、贅沢な空間でした。

 

ホテルの皆様、ありがとうございました音譜音譜

 

 

それにしても私が大学生活を過ごしたときからすでに15年。

 

あの頃はそないにお洒落なところなんてなかったし、

 

日常が息づいている街でしたが

 

京都が文化を創造したというか

 

すでにあった文化が新しい段階へ昇華したというのか

 

和モダンが全体的に広がって

 

なんだか寂しい気持ちになりました。

 

大きな通りから一本路地を隔てると、おばちゃんが打ち水をしていたり、

 

古い暖簾が本古いままゆらめているのが

 

私の知っている京都で

 

 

こんなに外国の人もいなかったし、和モダンを打ち出したカフェもなかったし

 

町家は町家のままだったし

 

夢と希望と学生が

 

人々の群れと雑多な自転車の列に押し埋められているのが

 

私の好きな京都だった訳で

 

鴨川のキラキラした水面が眩しくて、

 

夜の川端通りで警察官に止められたり、

 

馬鹿騒ぎをしたり、、

 

記憶のかけらがそこら中に落ちているはずだったのに

 

 

こんなにインバウンドで変わってしまうのかと

 

しんみりとしました。

 

心の奥底に眠る思い出の街は、いつまでもかわらず

 

ひっそりとしていて欲しいと思うのは、勝手な話ですね。

 

 

自然と歴史と人の暮らし

 

時代に合わせて変わっていくのは当たり前のことなのに。

 

 

なにはともあれ、良い休日でございました。