制度を作る。 | 万葉コモン行政書士事務所

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こんにちは。

 

 

奈良市の社労士 行政書士の村林です。

 

連休中ですが、お仕事に出ています。

 

午前中は11ヶ月になる甥っ子を抱っこしてきました。

 

とても可愛くて、抱いているだけで幸せな気持ちになりました。

 

ですが、同時に命がずっしりと響きました。

 

女性活躍が叫ばれ、女性を世に引っ張り出して税金を納めてもらおうという流れがありますが

 

本当に女性が活躍する

 

女性が輝くって一体何なんなのかなって思います。

 

育休や産休にしても勤め人にだけある制度です。

 

私たちのようなフリーランスにはそんなものはありません。

 

 

出産手当金にしても、育休の給付にしても、社会保険料の免除だって

 

 

勤め人にだけあるものです。

 

 

国民年金の免除は今年から一時だけ免除されるようになりましたが、

 

それも一時だけです。

 

フリーランスの人は経済的不安を抱えたまま出産を迎え育児をしなければなりません。

 

これって平等なのかなって思います。

 

子供を産むことは女性にしかできません。

 

 

だけど、安心して産める。

 

産んで育ててあげられる環境がみんなに揃っているとは決して言えない。

 

 

もしもお父さんがいなかったら

 

もしも経済的不安を抱えていたら

 

もしも誰も助けてくれる人がいなかったら

 

もしも環境が出産を許さなかったら

 

 

少し前ですが、日本に働きにきている外国の女性が

生まれたばかりの赤ちゃんを遺棄するという事件がありました。

 

国内でも、生まれたばかりの子を置き去りにするお母さんのニュースがたまに聞かれます。

 

誰だって子供を失いたくはないはずです。

 

何か事情があったはずです。

 

 

誰もが安心して子供を産んで育てられる社会にする。

 

まずはここを超えなければ、産んだあと働く、に繋がりません。

 

産んだあと働ける制度を整えるよりも、

 

むしろ産むということに対する決断を後押しする

 

育てることを促す制度作りを進めなければならないと感じます。

 

 

新しい在留資格も創設され、今後ますます外国の方も入ってこられます。

 

産んで育てるということは日本人、外国人に限らない誰にでも起こりえることです。

 

子供を産んで育てることが弊害にならない世になってもらいたい。

 

私も社労士として

 

できる限り、制度作りのお手伝いがしたいとおもっています。

 

 

国民年金保険料の免除についてはこちら