十人の精鋭とぬくぬく豚さん。 | 万葉コモン行政書士事務所

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こんばんは

 

奈良市の社労士 行政書士の村林です。

 

新しい年度の始まりも近くなってきました。

 

四月はすぐそこです。

 

新しい配置なども考えておられる事業者様も多いのではないでしょうか。

 

組織である以上、人を育てなければなりません。

 

いつまでも社長さんがかかえこんで

全部の業務をするわけにはいかないように

 

 

いつまでも社長さんが教育担当ではいられません。

 

自分以外に教えてくれる誰か

 

その教育係が代々引き継がれていかなければ組織は発展していきません。

 

つまり、成長する組織がまっさきにすべきは

教育係の養成、ということになります。

 

 

では逆に人を育てられる人はどんな人か

 

 

おそらく、一から十まで自分の気のすむようにしないとダメな人は

教育係には向かないでしょう。

 

自分のコピーをそっくりそのまま作ることなんてまずは不可能なのです。

 

不可能である以上に、あまり意味がありません。

 

自分を十人作っても、自分とあわないお客さんが十人くれば

話にならないのです。

 

また人に物事を任せられない人、

 

これも早い段階で息詰まります。

 

教えるは教えるでけっこうです。

 

ですが教えられる側の可塑性にも期待しつつ、

 

どんと任せていける人

 

こういう人の元で人は育つのではないかと

 

そもそも育てようとするから育たないのではないかと

おもったりします。

 

育てようとすると、どうしても管理しようとしてしまう。

 

そうすると自分の思い通りにいかないと腹が立つ。

 

最初から自分でやった方が早い、となってしまう。

 

それでは悪循環です。

 

養豚場の豚さんならば、管理されて大きくなるでしょうが

 

人間は違います。

 

 

組織の成長の過程で、じっくりゆっくり物事を考えていけるかというと

 

中小企業の場合、そんな時間はありません。

 

拡充とともに、教育を同時にしていかなければならないのです。

 

 

ならば一つ一つの事象から学び、考えていける人

 

つまりは日々の業務を教育係に、

 

自分で切り開いていける人たちを集めることが

重要だ、ということになります。