安い労働力 | 万葉コモン行政書士事務所

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おはようございます。

 

 

奈良市で開業する行政書士の村林です。

 

 

ちょっとニュースを読んでいて????と思いました。

 

 

こちらのニュースです。

 

なんでもね、地方の縫製工場を営んでいた経営者が

 

 

だめだと知りつつも、技能実習で外国人を受け入れて

 

やっすい給料で働かして

 

 

それでもって、お金も払わないで、休日労働させたり、時間外させたりしてました。

 

だってそうしないと、経営やばいもん

 

 

ってことでした。

 

 

コンビニだって留学生をこっそり働かせてる

 

って恐ろしいこと言ってるニュースでしたが

 

 

あのね、そもそも技能実習で外国人を入れるっていうのは

 

日本の技術を学んでもらって

 

それを本国の発展に活かしてもらうために

 

わざわざ認めてもらっている在留資格です。

 

 

(日本だって近代化の時に外国人技師にずいぶん助けてもらっていますしね。)

 

 

日本は安い労働力を入れるために外人を入国させるなんて許していません。

 

 

そもそもの考え方が間違っている。

 

安い賃金しか出せないんだったら、ほかの待遇をよくするだとか

 

徹底的に経営を見直す。

 

 

それでもだめなら廃業も視野に入れなければなりません。

 

安いからとかって、そもそも入国させるときの契約書とかどうしてたんでしょうね。

 

 

 

それに外国人留学生も一週間に働ける上限は決まっています。

 

 

基本、どの週をとっても28時間以内にしなければ資格外活動の許可は得られません。

(資格外活動の許可(入管法第19条)

 

 

これに違反するとせっかく留学の資格を与えられていても

 

それがだめって言われちゃうことにもなりかねません。

 

 

外国人留学生の方も気を付けていただきたいのと、

 

 

外国人留学生を雇う経営者の方にも、安易な労働時間の延長は

その留学生にとってかなり不利なことになることを重々承知していただき

 

 

そして何より、技能実習の受け入れ機関の

コンプライアンスの強化を高めていかないと

 

 

真面目に働いている外国人の方

 

彼らを大事にしている企業や、

 

彼らの国のために技術を教えておられる現場の方に大変失礼だと思います。

 

 

日本は移民国家へ舵を切るだなんだ言われていますが

 

 

現状は現状の法令にのっとって処置がされています。

 

いい加減な気持ちで外国人を扱ってはいけません。

 

 

当事務所では外国人の在留資格に関するご相談も承っています。

 

外国人の受け入れをご検討されておられる個人、企業の方

 

 

外国人の方からのご相談もお受けいたします。

 

ダメなことはダメって言いますが

 

ご相談者様のために真心こめて動きます。

 

 

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