こんにちは、Eimiです。
今年はちょっといつもと違います。
ちょっと変な年です。
まず、気候がヘンです。
それから主人の体調がヘンです。
我が家の周辺がヘンです。
そしてうちの家、ヘンです。
気候や主人はどうしょうもないことなのですが、そうですね。
言ってしまえば、うちの周辺、みんないなくなりましたからねえ。
亡くなったり、出稼ぎに行ったっきり帰らなくなったり、と、事情はそれぞれですが、うちの右隣、左隣、前、斜め横、斜め後ろ、みんな空き家になりました。
うちは裏が山です。
こういう場所は、昔から谷山に住む者たちにとってもすごく嫌がられる場所なのです。
まず、山から、動物が降りてきて、家の中に入り込みます。
タヌキ、イタチ、ネズミ、イノシシ、ネズミ、ネコ、ヘビなど、当たり前に入ってきます。
うちの庭で6頭のシカが暢気に草を食んでいるところを見た日には、本当に真っ青になりました。
そして雑草、害虫がすごく多く、それに対処していかなければいけません。
手を抜くと、家も寝食されます。
雑草ごとき、とバカにならないです。
我が家では、タケノコが畳を持ち上げ、蔦が屋根まで上がろうとする勢いです。
だから、いつも裏山の手入れまでが仕事の範疇なのです。
昔は山の上の方に住む家は家柄が良いとか、お金持ちとかだったようですが、今は関係ありません。
上の方は本当に不便で、要らん仕事が増えるばかりでストレスです~
コツコツと勤勉に働く人しか住めませんねえ~
わたし、しんどいです。
だからでしょうか、本来、帰って来る家族があるはずなのに、どの家も帰ってきません。
いえ、帰るどころか、貸家、売り家として広告が出されています。
果たして売れるのか、借りる人が現れるのか、ギモンですが~
さて、今年は台風の直撃こそ、今のところありませんが、何度も近くを通り、その度に強風に煽られました。⚡雷も多かったですね。
うちのモミジも、雨の日も雪の日も欠かさない大好きな散歩を、何故か厭がるという毎日でした。
だから、ついこの間まで、嵐が続いているような感じでしたねえ。
おかげさまで、主人が横になる時間は、起きている時間を超えましたし。
でも、ようやく、この夏のヘン続きの毎日がなんとなく終わろうとしている感じです。
本当に、7月8月9月、とっても大変でした。
そろそろ季節も変わろうとしているので、何か一段落着いたような、やっと、ほっとできるような、そんな感じなのです。
なんというか、ぼーっと、ため息の出そうな10月の始まりです。
――さて、しかしです。
台風一過というところでしょうか、金木犀の香りで小坪に出てみれば、玄関先の照明が、どうやっても点かなくなっていました。
電池を替え、スイッチを新しく取り換え、配線を確認しましたがまったく駄目です。
「うち、真っ暗じゃん」
そして、家を見ると、何故か、すべての網戸が破れ、上の方の30㎝分くらいが残って窓の外でひらひらと風になびいています。母屋、稲屋の両方ともです。
つまり、すべての網戸です。
「これ、廃屋じゃん」
周辺もすべて空き家ですし。
見事です。
柿の木も、7本ありますが、すべて枯れ始めています。
「やっぱ、台風、直撃だったんじゃないの?」
そんな気分です。
「ああ、網戸、直そうな」と主人が言います。
……って、それ、わたしの仕事ーーー
いったい、まだここに住むの―ー―
もういいんですがーーーー
心の叫びです
押していただけると喜びます。
ありがとうございます。
ご案内の頁はこちら