本日、UNC(Kenan-Flagler)の結果発表があった。

なんと、無事合格!!


この学校はなかなかSustainabilityの評価も高く、是非行きたいと思っていた学校。

本当にうれしい。


実は4日に入学審査官の責任者と面談した際に「心配するな」と言われていたので心の中では大丈夫だろうと思っていたものの、やはり最終的な連絡を受けるまでは不安だった。


さあ、残り6校。

ここからは、険しい道のりが待っているが、「天命を信じて人事を尽くす」。

出し切るのみであります。




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水道橋にある資格予備校ではありません。

Dartmouth大学Tuck校。アメリカで名門といわれるアイビーリーグの内の1校、そのビジネススクールです。




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カナダにほど近いニューハンプシャー州ハノーバーにあり、人口約1万。内学生が5000人とか。。


日曜の2時頃、Bostonからバスで入り、本日9時半頃学校に入る。

(ボストンからは、バスで大体2時間~2時間半。快適でした)





扉をあけると、歴史を感じる趣のあるつくり。なんせ、この学校は一番古いB-Schoolです。

アドミッションにチェックインすると、名前の登録はなし。まあ、予約は(ちゃんと)しなかったから当たり前だが、メールを受け取った本人なら覚えておいてくれとちょっと突っ込みを入れたくなった。

(まあ、そういうメールは腐るほど受け取るだろうから、いちいち覚えてられないか・・・)



10時15分より授業。連れて行かれた先は、最近増築したばかりの建物。いや、結構歩きましたよ。穴倉をどこまでも進む感じ。絶対迷子になる。。。

教室はすごいきれい。そして、学校のカラーでもある緑でそれとなく統一してあった。

200人くらい収容できるクラスで、ストラテジーの授業を受ける。


「Competitive and Corporate Strategy」という授業で、デュポンがフロン規制の時にどのように振舞ったかを振り返りながら、政府の規制を頭においきつつどのように戦略を練っていくかを議論していた。

本当は、業界も一緒で、テーマ的には地球温暖化を取り上げているということもあり、最初は興味津津で聞いていたのだが、正直話はチンプンカンプン。ケースを読んでいないので、内容が全く頭に入ってこない。


さらに、(これはこの時だけではないのだが)学生の発表のポイントがまったく見えない。

今日の教授はなかなか辛辣で、「ポイントが見えないんだけど」とズバッと言い返してた。

考え方が甘いところは「why?」との切り返しも。これぞMBA!


ただ、学生が何人も途中で席を立ったのが気になった。

おそらくトイレなのだが、終了10分前に行くって、、、、我慢しろよ。。。と思わなくもない。

これだけ人が出て行っていたのはこの学校だけだったな。。


授業が終わり、ランチ。日本人の在校生のみなさんと待ち合わせをしていたので合流した。

ここはほんと田舎だけど、住めば都ということらしい。特にスポーツには事欠かないとのこと。

後、社費にもかかわらずインターンをされていたのが面白かった。さすがに名門TUCKともなると、会社も認めてくれるのか?

(うちの会社は、DUKEの先輩に聞いたところのよると、原則NGのようだ。ただ、報酬が伴わなければ良いらしい)


もうひとつ意外だったのは、営業バックグラウンドが少ないということ。

みなさんファイナンス、コンサル系のようで、数字と理論でゴリゴリやるらしい。

お会いした在校生のひとりも営業だったが、

「時にはえいや!!っていうのも必要だと思いつつ、ここにいると、数字と理論がしっかりしていないと不安になる」

とのこと。自分も果たしてそうなるのだろうか。。。



在校生に校舎のどこを見るべきかを教えてもらい、約束のあるEMBAの統括責任者に会いに。

彼は私のインタビューをしたくれた方(ちなみに、偉い方)で、インタビューの際に学校を訪問する旨話をしたら「自分のところを訪ねてきなさい」と誘ってくれた。


手土産に「白い恋人」。賞味期限切れの問題を話をしたが、ひょっとしたら賞味期限切れのものを持ってきたと思われたか??


その後、キャンパスツアーの道を教えてくれるということで、一通り地図で学校の説明をしてくれたのち、途中まで連れて行ってくれた。

自分が大きなキャリーバックを持っているのを見ると、わざわざ車でバス停まで送ってくれ、そこの近くのホテルに荷物を預ける手配までしてくれた。

いや、ほんと恐縮ですわ。。


バスまで1時間ほど事案が空いたので、教えてもらったキャンパス観光コースと、こっそり戻って校舎のハイライトコースを探索。

キャンパスも校舎も、新旧がうまく折り合っていて、かなり良い。


最後に、ハイライトのメインストリートに。

ここ、冗談ではなくすごい短い。おそらく、15両の車両が止まる自分の地元の駅の端から端までの距離程度しかない(それ以下かも。。。)

その距離に、ほんと必要最低限のお店が並んでいた。


恒例の学校シールを買い、進められたコーヒーも買い(Mサイズで$1.75。スタバの値段は何よ・・・)、バスに乗り込んでボストンまでひとっ飛び。


今晩泊っているホテル。

街中で便利なのだが、、、どことなく、ラブホテルっぽい(ちなみに、ちゃんとしたホテル)。

ドア開けた瞬間から音楽がなっているって、どうなのよ、、、しかも狭いし。日本のビジネスホテル並。明らかに失敗。。。


夜は、クラムチャウダーにロブスターロール。ボストン尽くしで締めくくる。



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それにしても、ボストンは怖い。夜は叫び声聞こえるし。

アメリカの都会には住めないな。。。


明日はいよいよ最終目的地のサンフランシスコ。

ようやく、寒さから解放される、か?



さて、今週最後の訪問先は、DUKE大学FUQUA校。南部では名門と言われる総合大学のB-Schoolです。


当日はあいにくの雨。まあ、雪よりはマシか。いや、雪の方がマシか?

と、どうでもいいことを考えつつ、校舎に足を踏み入れる。

途端、人がいっぱい出てきた。なんと、火災報知機がなっているではないか!

よりによって雨なのにと思いつつ、階段のところで鎮静化するまで待つ。

(ちなみに、火事はなかった。)



REFLECTION-fuqua


実はこの学校、会社の先輩が今2年生で在籍している。ただ、メールのやりとりはしたことあっても、お会いするのは今日が初めて。

そして、ここのインタビューは呼ばれなかったので(3日にインタビュー呼ぶ呼ばないの結果が発表され、自分は呼ばれなかった)、実は入学できる可能性が非常に低い。

とはいうものの、せっかく予定を組んでおり、お世話になった先輩もいることだし、予定通り訪問することとした。

一応、インタビューに呼ばれなかったから不合格という最終判断が下ったわけでもないらしいし。


気を取り直して、授業を聴講する。Consumer Behaviorに登録したはずなのに、なぜか連れて行かれたのはMarketing Inteligence。ここでもアメリカ人のいい加減さが存分に発揮された。。

偶然、同じ教授がやっているひとつ前の授業を先輩が受けており、教室で「はじめまして」のやりとりをすることに。

その後、教授に挨拶をし、着席。なんと、授業の最初に「挨拶を」と言われてしまった。おい、用意してないよ。


授業自体は、人の意思決定をどのようにデータや統計手法を使って理論的に裏付けしていくかということをケースなどを用いてスキルを身につけていく授業だった。

出席した回は、「クラムチャウダー」の味評価テストの結果を受けて、戦略立案をどうするか、どのようにデータを分析すればよいかということをテーマに据えて進んでいった。

授業の半分は統計の話となり、まったく理解できず。まあ、しょうがないか。

それでも、教えようとしていることはわかっただけおもしろく聴講できたかな。


その後、ビルディングツアーとランチ。

ツアーのガイドがまたしゃべりまくり。ほんと、よくしゃべるな。。。

ここでも偶然の出会いが。昨日言ったUNCに来ていたタジキスタン人とばったり再会。

彼女は輸入家具の仕事をしていて、家族ごとアメリカに来たらしい。話を聞くと、3rdで出願を考えているとのこと。終わった身としては、good luckとしか言いようがない。


その後、先輩の案内で、学校の名物であるチャペルと、独身が良く住むというアパートの見学。

チャペルは、昨年案内した受験生が合格したという縁起の良い場所ということで、自分もその縁起にあやかることとした。

久しぶりにチャペルに来たが、かなり厳かな雰囲気に、日本の寺院とは違う荘厳さを感じた。

ロンドンにいるころは、それこそ良く言っていたが、懐かしいと感じるということは、それだけ月日が経っているんだなと改めて思ったりもした。


独身アパートは、素晴らしいの一言。ジム、ラウンジ(というよりパーティスペース)、映画館、ネットカフェまで建物の中に付いている。そして、屋外にはプールも!

どこに進学するかはわからないが、こういった施設が整っているところが良いなと、おぼろげに思う。

(ただ、勉強する身として活用できるのかははなはだ疑問だが・・・)


戻ってき来ると、同じく入学審査官のディレクターとの面談。ただし、今回はグループだったので、特にアピールする場はなかった。

一応、まだ敗者復活はあるかもしれないということなので、期待をして待つ。


さてこのDUKE大学、受験者数は25%増とのこと。Whartonは40%と言っているらしいし、今年はやはり出願者数は増えているようだ。

Internationalも出願者が増えているとのことだったので、「インド財政難、中国は自国のMBA」説は噂だけか?と考えるが、しかしもう出願したのでどうにもならない。


最後に、金曜日恒例のイベント「Fuqua Friday」に参加。当日はCarnivalを行う予定だったらしいのだが、機器故障で本来の雰囲気を味わえず。

来週は日本人も活躍するらしい。「餅つき」をやるらしく、さっそく来週訪問する友人に報告し、インタビューのネタに使ってもらうことにする。


すべてのプログラムが終了し、先輩と同じ同期の方と一緒に御飯に。久々のイタリアン。

ここで、2年間の苦労話や、楽しい話を聞かせていただき、より具体的な学生生活のイメージを膨らませる。


実はこの学校、UNCから車で30分。ほんとに近い。

そして、かなりライバル関係が強い。

UNCとDUKE、合格もらったらどっちに自分は行くだろかと考えながら、一日を締めくくった。