過去の自分も否定したくない。 | ASDとともに

ASDとともに

ASD(自閉症スペクトラム)による双極性障害・解離性障害・PTSD・パーソナリティ障害とともに生きる一人の女性として、母としての日々。

5年前の今日、
娘は児童相談所に一時保護された。

私は本当にいろんなことを覚えているな、と
ため息が出る。

PTSD、フラッシュバック。

苦しい気持ちは
鉛のように胸にのしかかり
上手に息ができない。



昨夜母と
このことについて軽く話をした。

「あの時のあんたは本当にバカだったよね」

と言われた。

「そうだね」

としか返せなかった。

母は
追い討ちをかけるように

「ほんとにバカだよ。
    自分でもそう思うでしょ?」

と聞いてきた。

何も答えられなかった。



私はバカだったのかもしれない。

児童相談所に電話さえしなければ
娘と離れる必要もなかったのかもしれない。

でも、私は思う。

あの時の私は
必死だったのだと。

藁にもすがる思いで
誰かに助けて欲しくて
児童相談所に助けを求めることしかできなかったのだと。

私は、必死だった。



必死だった自分を否定したくない。

タラレバを考えればキリがないけど
私は私で頑張っていたのだと
そう思いたい。

娘とは2ヶ月離ればなれになった。
でも、今も娘は元気に過ごしている。

児童相談所の判断が正しかったのかは分からない。

確かに私は娘に暴力を振るったけれど
虐待していたわけではない。

児童相談所に電話したのは
間違いだったのかもしれないけど

娘が一時保護されたことは
笑い話にはできないけど

自分を責める気持ちはなくならないけど

あの時の私も頑張っていたのだと
そう思いたい。

「バカ」かもしれないけど
否定されたくないし
したくない。



それでもやっぱり
苦しい。



まとまりのないブログになってしまった。

私は自分を正当化したいだけなんだろうか。

この感情の持っていき所が分からない。



子どもたちが一時保護された日は
いつも大雪だった。

今年は雪が降らなければいいな、と思う。



苦しいな。