健常者から見た自分を意識させられた日 | ASDとともに

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ASD(自閉症スペクトラム)による双極性障害・解離性障害・PTSD・パーソナリティ障害とともに生きる一人の女性として、母としての日々。

今日は就労継続支援B型の通所、4日目でした。

日曜日はカフェで働く日。

12時から勤務でしたが、
勤務開始の時点でのお客さんはまさかの0。

その後も14時頃まで超暇でした。

近くでお祭りをやってた影響もあるんでしょうか。

とにかく暇で暇で…。

でも14時すぎた頃から急にお客さんがバタバタっと入って
店内はほぼ満席に。

3種類あるパンケーキ、
全て作りました。

そこからもお客さんは途絶えることなく、
あっという間に16時半に。

片付けをして、
挨拶して帰りました。



休憩中、喫煙所で
1階のお菓子屋さんで働いているというおじさんとばったり会いました。

「最近カフェどう?」
なんて話しかけられ、

「カフェって○○(B型事業所)がやってるんだよね?
    どんな人が働いているの?」
と聞かれたので

「職員と利用者と半々です。
    今日は2人ずつの4人です。」
と答えました。

「利用者ってどんな人?」
と聞かれたので

「障害者ですね、ほとんど」
と答えました。

すると
「あなたは職員だよね?」
と聞かれました。

「いえ、利用者ですよ~」
と答えると、
とても驚いていました。

そっか…。

やっぱり私は【普通】に見えるんだ。

体が傷跡だらけなことを除けば、
普通に見えるのかもしれない。

健常者に見られるって、
喜んでいいのか悪いのか…。

何とも複雑な心境になりました。



職員さんに、
自傷跡が見えるから制服の下にちゃんと長袖を着てくるように言われました。
(これまで7分袖を着ていました)

「サービス管理責任者からの指示で、やっぱりお客さんは気にすると思うから、って。」
とのことでした。

「いつからリストカットしてるの?」
と聞かれ、

「14歳の時からです。」
と答えると

「傷跡、どこまであるの?」
と聞かれ、

「左腕は肩までびっしりですね、右腕は少ないですけど」
と答えました。

そしたら
「よく今まで生きてこれましたね。」
と感心したような顔で言われました。

こちらも、
何だか複雑な心境になってしまいました。

そして、
離婚のこともちょろっと聞かれました。

「私が調子崩して子どもの面倒見れなくなっちゃったんで」
とだけ答えました。

(離婚の経緯についてはこちら→「母親失格」? まだ過去のことにはできない。)

無理に自分でトラウマを掘り起こす必要はない。

苦しい理由かもしれないけれど、
これでいいんだ。

そうやって
自分で自分を言い聞かせています。



今日は何だか
【健常者から見た自分】を意識させられた日でした。

少し、疲れました。

私は普通に見えるけど、
やっぱり病気なんだろうな。

でも病気だからって言って
いろんなことに甘えてちゃいけないんだろうな。

自分のこと、
病気だからっていろんなこと諦めてしまったら
多分何も成長できない。

所謂【健常者】が大多数の世の中でうまく生きていくためには
健常者から向けられる視線ともうまく付き合って

何より
【病気の自分】との向き合い方をもっと探っていくべきなのかもしれない。

そんなことを思った、
仕事の日でした。







明日は午前中マツエクに行って
お昼は水曜日に働いているB型事業所がやっている定食屋さんに家族で食べに行って
午後は訪問看護です。

明日も忙しいな。

明日はどんな自分に出会えるかな。

明日も穏やかに過ごせますように。