精神科での身体拘束について。 | ASDとともに

ASDとともに

ASD(自閉症スペクトラム)による双極性障害・解離性障害・PTSD・パーソナリティ障害とともに生きる一人の女性として、母としての日々。

保護室生活、24日目。

今日はとても調子が悪く
午前、午後と
身体拘束を受けました。

拘束「させられた」わけではなく、
拘束「してもらった」んです。

理由は単純。

自分をコントロールできそうになかったから

です。

私は解離性障害を患っています。
解離の前兆には
ざわざわとした離人感があります。

その時点で頓服(リスパダール)を飲めば
治まることもありますが
そうではないことも多く
そのまま解離に移行してしまう場合がほとんどです。

なので私は
このタイミングで拘束をお願いするようにしています。

ちなみに、
精神科の身体拘束というと、
手首足首胴体の5点で拘束します。

(画像載せたかったのですがやめときました)

考えてもらえれば分かると思いますが
寝返りも打てなければ
痒いところをかくこともできません。

私は午前は9時~10時半、
午後は12時~15時で拘束してもらいました。

私は、
拘束されている間の記憶がほとんどありません。

何故かは分かりません。

一種の解離なんだろうな、
と思ってます。

拘束されている、
というだけで
眠くもないのに微睡んでしまうのです。

それがいいことなのか悪いことなのか。

とりあえず、
拘束されている間は
本来の自分ではないことは確かです。

私は
自分と周りの人を傷つけないで済むように、
拘束してもらっています。

精神科での身体拘束が原因で亡くなられている方がいらっしゃることも、
知っています。

そしてその遺族の方が闘われていることも
知っています。

何が最善の選択なのかは
私には分かりません。

私はただ、
自分も周りの人も傷つけたくない。

解離を起こすと
かなりの確率で暴れてしまい
自分が怪我をするか
周りを怪我させてしまいます。

私の中で抑圧されていた何かが爆発するかのように
暴れまくるのです。

それを防ぐために
拘束してもらっているのですが。

拘束から解放された後は
長時間同じ格好をしていたから
体の節々が痛いです。

血栓ができて死に至ることがあること(いわゆるエコノミークラス症候群)も分かった上で
拘束してもらっています。

何か他に方法はないものか。

考えてみても
これ以上薬増やすのも危険だし
だからこそ主治医も
どうしようもない時は拘束、
という選択をしているのだと思います。 

私は、
本当に少しずつだけど、
この病院に通い始めて一年(うち9ヶ月入院)経って、
良くなってきていると感じます。

波はまだまだ大きいですが。

身体拘束を、
悪だとは思っていません。

だけど
それで命を落としている方がいるのも事実。

私もいつそうなるのかはわからないのが現実。

身体拘束しなくてもいいくらい、
落ち着いた生活が送れるようになればいいのですが。

それは本当に少しずつしか変わっていかないんだろうな、
と思ってます。

地道な治療。
一進一退しながら、少しずつ前へ。

うん、
ゆっくりでいいから、
たまには拘束してもらいながら、
治療に専念したいと思います。







今日はしんどい一日でした。

日中こんなに拘束してもらったのは
今日が初めてかもしれません。

でも微睡んでいた時間が長かったからか
不思議と「つらい」って感情はそこまで強くありませんでした。

つらいし
苦しいし
悲しいし
切ないし
悔しいし
消えたいし
死にたいけど

きっと全部
「生きたい」って気持ちの裏返し。





昨日も今日も
お風呂入れなくて

明日は日曜日でお風呂入れないから

3日連続でお風呂入れないことになります。

「お風呂に入れるかどうか」って、
その時の精神状態の大きな目安になる気がしています。

月曜日こそはお風呂に入ろう。





明日はどんな一日になるかな。

明日は穏やかに過ごせますように。