素敵な誕生日のはずが… | ASDとともに

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ASD(自閉症スペクトラム)による双極性障害・解離性障害・PTSD・パーソナリティ障害とともに生きる一人の女性として、母としての日々。

保護室生活、19日目。

そして今日は
私の30歳の誕生日。

ケーキ食べて
いろんな人からお祝いのメッセージもらって
とても幸せな一日なはずだったのに。

解離起こしました。


怪我しました。
人差し指の関節のところを
表皮剥離(皮めくれ)で出血しました。

また、
手の甲が全体的に腫れてしまい
それを治すために手の甲全体を覆うようにしてガーゼ貼ってるので
右手が使えません。


15:30頃から、
得体のしれないしんどさは感じていました。

それを見ないようにして
無視したのが悪かったのかな。

ちょっと眠気もあったので
まどろんで
何も考えないようにしてたのが悪かったのかな。

この時点で
頓服のリスパダール飲めればよかったのかな。

リスパダール飲んだのが16:20頃。

だけどしんどくて
看護師さんに
「自分でコントロール出来そうにないこと」
伝えました。

しばらくは
看護師さんと話が出来ていたのですが

【私だけど私じゃない誰か】に
乗っ取られてしまいました。

壁を殴り続け
看護師さんを蹴飛ばしたり
止めに入ろうとしたその手を振り払ったり
私だけど私じゃない誰かは、
自傷行為を続けました。

そのうち疲れたのか
動けなくなり
ベッドに座らせられました。

そこから私は徐々に【私】を取り戻しました。

看護師さんと話をしながら
私は泣きそうになりました。

解離性障害のこと、
詳しく知ってる看護師さんはなかなかいないものの
その看護師さんは
私が頷くことばかりを言ってくれて
とても救われた気持ちになりました。

『まにゃさん、自分じゃない誰かに乗っ取られてしまう感じなんだよね。』
『そしてそれをまにゃさん自身がどうにかできるわけじゃないんだよね』
『そのまにゃさんじゃない誰かがいる時はどんな感じ?
    そっか、自分を遠くから眺めてる感じなんだね。』
『少しは落ち着いてきた?  よかった。』

看護師さんは
私の言うことを否定するわけでもなく
ただ話をしてくれました。

私だけど私じゃない誰か。

その人は
何がしたいんだろう。

何故に私をこんなにも傷つけるのだろう。

「死にたい」
その思いに支配されています。

今日は誕生日で
素敵な一日になるはずだったのに。





今日は私の30歳の誕生日。

皆様、
おめでとうのお祝いの言葉、
ありがとうございます。

今日はケーキを2個食べました。


チョコケーキと


モンブラン。

姉からは
チョコレートをもらいました。


嬉しかったです。





30歳という大きな節目の日、
私は解離起こして
暴れてしまいました。

つらい一日になってしまいました。

「こんな時に解離起こして何やってんだ自分」
って思っちゃうけど
まだまだ私の心は
SOSを発しているのだろう。

やっぱり今の私には
まだまだ【静養】が必要なんだろうな。

今日は両親の面会っていう刺激もあったし
誕生日ってだけで非日常だし

今の私には刺激が強すぎたのかもしれない。

そんな風に、思いました。





明日はどんな一日になるかな。

明日は穏やかに過ごせますように。