20代最後の日。 | ASDとともに

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ASD(自閉症スペクトラム)による双極性障害・解離性障害・PTSD・パーソナリティ障害とともに生きる一人の女性として、母としての日々。

保護室生活、18日目。

明日、
私は30歳になります。

過去の日記を読み返していました。

10年前、
20歳になった時の私の日記。


【以下日記】

二十歳になりました。
何人かの方からメッセージもらいました。
ありがとうございます。

二十歳と言えば、社会的にも大人と見なされる年齢。
責任を問われるようになる年齢。
それだけ、二十歳っていう境目は大きいんだろうけど
正直何も変わらない気がする。
多分だけど
いつまで子どもでいつから大人とかそういう言葉にこだわることにあんまり意味はなくて
いつだって一生懸命考えてその時々で最善だと思う選択をできるように努めていけばきっとそれなりに成長できるし、大人になれるんだと思う。

この一年は
母として、妻として、人として、成長できる一年にしたい。
私らしく、穏やかに過ごせたらいいな。

ちなみに二十歳になった瞬間はぐずる娘をあやすのに精一杯でした。笑

日曜日に、旦那の元に戻ってきました。
やっぱりいろいろ大変です。
旦那との関係も元通りになんて戻れる訳もなく、ぎくしゃくしてます。
苦痛ではないからいいんだけど。
義家族との間にもぎこちない空気が流れてます。
仕方がないのかもしれないけど…
こっちはちょっと苦しい。
でも戻るって決めたのは私だし、頑張ります。

最近体調が悪いから心配…
原因不明の高熱
身に覚えのない多数の痣
貧血・頭痛・関節痛
全身の倦怠感
左胸にしこりができてたから乳腺炎を疑って病院に行ったら違うって言われ…
産後6週間経つのに悪露(出血)が治まるどころか再び量が増えて何か塊みたいなの出てるし…
私の体はどうなってるんだ?って感じです。。。
ずっと続くならもう一度病院行かなきゃなぁ…


【以上日記】


私は2008年12月30日に娘を出産し、
2009年2月11日に20歳になりました。

成人式には出れなかったので、
写真だけ撮ってもらいました。

そして、お宮参りも行きました。

その時の写真がこちら。





さすがに10年前ということだけあって、
画質悪いですが。

当時を振り返って思うのは
「よく頑張ってきたなぁ」
ってこと。

モラハラ夫の元へ帰り、
それでも何とか再構築しようと頑張ってた。

私は産後の無理が祟ったのか、
2009年4月にアレルギー性紫斑病になってしまうのですが。

そしてそれを機に
娘は乳児院に入り
3歳3ヶ月まで入所することになるのですが。

この時は
そんな未来が待ち受けているなんて
思いもしなかったなぁ。

私の20代は
あっという間でした。

2度の結婚、
そして離婚。

2人の子どもに恵まれるも
28歳の去年の1月、
離婚して2人とも親権を失いました。

29歳は、
9ヶ月程入院していました。

私は20歳のあの時と比べて
何か変わったのかな。

20歳だったあの頃と比べると
少しは考え方も大人になったような気がするし

周りを振り回すことも
少しは減ったような気がします。

15歳の時に初めて精神科にかかり
私の人生の半分は
精神科とともにありました。

20歳の自分が言ってる

いつだって一生懸命考えてその時々で最善だと思う選択をできるように努めていけばきっとそれなりに成長できるし、大人になれるんだと思う。】

って言葉、
その通りだと思う。

私はそれができなかったから
こうして何もかも失って
入院しているのだろう。

20歳の自分の方が、
自分のこと客観視できてるような気もしなくはない。

何だか、悔しいな…





今日はしんどくて
死にたい気持ちが強くて
午後からも
看護師さんつかまえて話を聞いてもらいました。

なかなか良くならない自分の状態に
不安と焦りと苛立ちを感じているのだと思います。

でも、
もうピークは過ぎたような気がします。
何となくですが。

あとは良くなるだけ。
そんな気がしています。

どうしてかはわからないけれど。





今日は20代最後の日。

だからなんだって話ですが
気持ち切り替えて
新しいスタートを切れたらいいな。

20代と30代って
だいぶ違う気がします。

私は
自分を認めてあげて
自分の判断に自信を持って
どんな時も
「今の私が一番好き」と言えるような
そんな年の取り方をしていきたいです。

とりあえず、退院に向けて頑張ろう。

つい何かやりたくなっちゃうけど、
ゆっくり休むことを、頑張ろう。

それが
今の私に必要なことだと思うから。

「生きててよかった」
って言えるように
最期はベッドで
「ありがとう」
って言ってもらえるように

そんな生き方がしたい。

だから、
私は生きます。





このブログを読んで下さっている皆様、
ふらっと立ち寄って下さったあなた、
本当にいつもありがとうございます。

30歳とはいえまだまだ未熟な私ですが、
これからも応援してくださると嬉しいです。







明日は誕生日。

母に「ありがとう」って伝えてみようと思います。
「産んでくれてありがとう」って。

誕生日だからといって
何も特別なことはないけれど

明日も穏やかに過ごせますように。