気付いたら壁を殴ってた | ASDとともに

ASDとともに

ASD(自閉症スペクトラム)による双極性障害・解離性障害・PTSD・パーソナリティ障害とともに生きる一人の女性として、母としての日々。

久しぶりに解離を起こしました。

お昼ごはん食べて
フラッシュバックの連続で
気持ちが落ちてきてしまい、
デイケアは欠席することにしました。

13時過ぎに
頓服のジプレキサ飲みました。

14時前、
気付いたら壁を殴っていました。

ハッと気づいた時には右手の甲が赤く腫れていました。

自分が自分でない感覚、
離人感が酷く

言うことを聞かない体を引きずって
フラフラになりながらナースステーションに行きました。

「気付いたら壁を殴ってて」

と言うのが精一杯で
言葉が出ない。

「キツい」
「死にたい」

その言葉だけ伝えるも
離人感が酷く
自傷衝動に襲われ
ナースステーションの窓のサッシに頭をぶつけていました。

主治医に連絡を取ろうとしてくれたようですが
繋がらなかったそうで。

促されるがままに椅子に腰掛け
看護師長さんが背中をさすりながら私の手を握ってくれて

少しずつですが、
自分が戻ってくる感覚がありました。

「もう大丈夫です」

と伝えたら、

「気晴らしになるかもしれないし煙草吸いに行ってみようか。」

と提案してくれたので
そうすることにしました。

煙草吸いながら
看護師長さんと話をしました。

「どうしてこうなってしまうんだろう。
 解離性障害は治らないのかな。」

そう言うと看護師長さんは

「治らないっていうか、うまく付き合っていかなければならない部分も大きいかもね。
 でも今日はこうやって自分でヘルプを出してくれた。
 それはとても偉かったと思うよ。」

って言ってくれました。

誰かを怪我させなくてよかった。

右手の甲には痣が出来てしまったし、
左手の甲は爪痕だらけだけど、
これだけで済んでよかった。

そう思いました。

その後主治医と連絡が取れたようで

「追加の頓服飲んでもいいけど、13時すぎに飲んでるから17時くらいまでは何とか耐えてほしい。
 どうしてもっていう時はまた相談してね。」

という話だったと、
看護師長さんから聞きました。

それからも看護師さんがちょこちょこ様子見にきてくれて
そのおかげか
今は落ち着いています。





15時半頃、カウンセリングがありました。

40分程話しました。

「まにゃさん、
 去年はキツい時にキツいって言える相手がいなかったんですよね。
 でも今はキツい時にキツいって言えるようになった。
 それだけで大きな進歩ですよ。」

「デイケアも、行かなかった、じゃなくて、休めた、ですからね。
 無理しないっていう判断が出来てすごいですよ。」

昨年夏の措置入院のことを思い出してしまって、
 落ちてしまうところで落ちている感じがするので、
 今はなるべく考えないように意識を他に持っていくことが大事なのかな、と思います。
 何ができるか、一緒に考えていきましょう。
 明日も明後日も、また来ますね。」

心理士さんは、
こんな話をしてくれました。

話していて、
心がほぐれていくのを感じました。

やっぱり心理士さんってすごいです。





今日は1日通してしんどい日でした。

ここ数日、離人感はあっても
記憶を失うことはなかったのに。

3月に大量服薬した時以来かな。

久しぶりに解離を起こして
やっぱり私は解離性障害なんだなって
改めて突きつけられた感じです。

双極性障害も解離性障害も自閉症スペクトラムもPTSDも
治らないのかもしれない。

でも、
付き合っていかなきゃいけない。

今はフラッシュバックが起きてもしょうがない。

ある程度の諦めも、
必要なのかもしれません。

だけどやっぱり、
穏やかに過ごしたいな。

明日なんか来なければいいのに。
このまま死んでしまえたらいいのに。
って思うけど

私は、
心の底では生きたがってること、
分かってるから。



明日は穏やかに過ごせますように。