子どもたちのパワーに圧倒されて | ASDとともに

ASDとともに

ASD(自閉症スペクトラム)による双極性障害・解離性障害・PTSD・パーソナリティ障害とともに生きる一人の女性として、母としての日々。

今日は、母の主催するイベントでした。
スタッフとして参加してきました。

「未来について考える。マナビックス読書会」

様々な職業の方3名を講師に迎え、仕事のこと、将来のことを語ってもらい、子どもたちに未来の自分について一緒に考えよう、というもの。
様々な職業に関する本を用意し、自分がなりたい職業・気になる職業についてまとめ、発表する。

未就学児から中学生まで、子ども20人程参加されました。

講師の皆さんもそうですが、子どもたちがキラキラキラキラしていること!
同じ空間にいるだけで、パワーを感じます。
私にもこんな時代があったかなぁ。
発達障害故に友達もできなくて、ひたすら暗い子どもだった気がする…

なりたい職業は、様々でした。
小学校の先生・大工・パイロット・警察官・看護師・幼稚園の先生…
なりたい理由も様々で、思わず耳を傾けてしまいました。

子どもの可能性は無限大。
ふとそんなことを思ったけれど、
私のこれからの可能性も無限大なんだろうな。
何故かそう思えました。

私がやりたいことって何だろう?
将来の夢って何だろう?

何も考えずに生きていました。
日々こなすことに精一杯で、将来のことなんて考えずに過ごしていました。

講師のシンガーソングライター(普段は酒屋さん)の方が、言っていました。
「僕の夢はたくさんの人に僕の作った曲を聴いてもらうことです。
 紅白にも出たいし武道館にも出たいし、それでいろんな友達を作りたいです。」

この方は私と同い年です。
キラキラしていて、素敵だな。と思いました。

私はどうだろう?
「ありがとう」って言われながら死ぬような、そんな人生を送りたい。
そのために何ができるか?
母と一緒に、発達障害児の支援をしたい。
日々のスーパーの仕事で、お客様に「ありがとう」と言われたい。
だから、私は笑顔でいることを心がけようと、改めて思いました。
自分が楽しい気分でいれば、周りも笑顔になってくれると思います。
そしたら死ぬ時「ありがとう」と言ってもらえるような最期を迎えられるんじゃないかな、なんて思いました。
未来の自分は今の自分が作る。




未来について考える。
子ども向けのイベントでしたが、私自身の未来についても考えるいいきっかけになりました。
母、ありがとう。