離人感=自分を客観的に見れるいいチャンス? | ASDとともに

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ASD(自閉症スペクトラム)による双極性障害・解離性障害・PTSD・パーソナリティ障害とともに生きる一人の女性として、母としての日々。

最近、離人感が酷いので。

午後から精神科受診してきました。

 

 

私「最近離人感が酷くて…それに伴い抑うつ感もあって、毎日ギリギリのところで生活してます」

 

医「そうですか。仕事はどうですか?」

 

私「仕事もしんどいですね。

  仕事自体がしんどい訳じゃないんですけど、過去のこと聞かれたりとか、障害のこと聞かれたりとか。

  その場を見て動くってことが出来なくて自分が発達障害なんだなぁって改めて自覚させられたり。

  しんどいな。逃げたいな。って思いながら仕事してます。

  毎日、また解離して大量服薬してしまうんじゃないか、自傷行為してしまうんじゃないかって怯えながら生活してます。」

 

医「興味を持たれるのも最初だけだと思うんでうまくごまかしながらやっていきましょう。

  大事なのは、大丈夫だ、って思うことです。

  大丈夫だ、って思えると解離も起こらなくなると思いますよ」

 

私「最近まぁいっかって思えてないですね。

  新しい環境に慣れるのにこんなに疲れてしまうのは、私が発達障害だからですか?」

 

医「それもあるかもしれませんが、みんな慣れないことは疲れるものですよ。」

 

私「でもみんなこんな離人感とかは感じないですよね?」

 

医「離人感って、具体的にどんな感じですか?」

 

私「ふわふわして、自分を遠いところから眺めている感じですね。

  体は勝手に動いてるんですけど、それを見ている感じです」

 

医「便利ですね。

  いい風に考えれば、離人感を感じている時は自分を客観的に見れるいいチャンスですよ。

  違和感にばかり目を向けないで、動いている自分をもっとこうしたらとかああしたらとか冷静に分析してみたらどうです?

  そしたら離人感も楽しめるようになるかもしれないよ?」

 

 

思わず笑ってしまいました。

離人感を楽しむとかいい風に考えるなんて、そんなこと考えたこともありませんでした。

離人感は自分を客観的に見れるいいチャンス、おかしいけれど、一理あると思いました。

 

離人感に怯えることはないんだ。

新たな発見でした。

 

 

頓服のリスペリドンが少なくなっていたのでそれだけ処方してもらって帰りました。

お会計は1500円程。

 

 

精神科行ったところでな~って感じで行ったけれど、行ってよかったです。

主治医と話しただけで心が軽くなりました。

精神科医っぽくない精神科医だよなぁっていつも思います。

カウンセラーみたいな発言をしてくれるし、むやみやたらに薬も出さないし。

主治医と話せてよかった。

そう思いました。

 

 

 

 

 

 

 

帰宅後、娘(小3)からメールが来ました。

恐らく手紙(仕事始まったから服とか送ってあげるねといった内容)が届いたのでしょう。

「ふくの大きさは140だよ。インフルもなおったよ」

と。

「どんな服がほしい?」

と聞くと

「まようからまたあとでメールするよ(^o^)」

と返ってきました。

娘から自発的にメールが来たのは初めてかもしれない。

とても嬉しくなりました。

まだ返事はないけれど、またメールくればいいなぁ。