「暗黙の了解」の怖さ | ASDとともに

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ASD(自閉症スペクトラム)による双極性障害・解離性障害・PTSD・パーソナリティ障害とともに生きる一人の女性として、母としての日々。

今日の仕事は倉庫の整理でした。
他の3人が黙々と作業を進めていく中、
何をしたらいいのか、
何のために何をどうしたいのか分からず、
手持ち無沙汰になってしまう時間が長かったです。

作業内容に説明もなく。
何をしているのか把握も出来ず。
指示をもらっても、すぐ終わってしまうことばかりで。

「暗黙の了解」の怖さを実感しました。

分からない。
分からない。

そのうち、立ち尽くしている私を眺めている私がいました。(離人症)

あぁ、しんどいな。
逃げたいな。

「顔色悪いよ、大丈夫?」
と聞かれました。
そんなこと心配するくらいなら指示を下さい。
せっかくかけてくれた優しい言葉に対して、そんな風に思ってしまう自分がいました。

早退しようかとも思いました。
だけど、何とか踏ん張りました。

私はやっぱり、
全体を把握することが苦手だ。
何のために何をどうしたいのか説明がないと分からない。
他の人と同じように動くことはできない。
発達障害の特性を、改めて突きつけられたような気がしました。

帰ってきて、ご飯食べて、リスペリドン。
障害者就業生活支援センターの方から電話がありました。
「頑張りましたね」
って言ってもらえて、いくらか心は軽くなりました。

暗黙の了解の怖さ。
自分が発達障害であること。
改めて自覚させられたような、そんな気がします。



しんどいな。