これが私です。(WAIS-Ⅲの結果) | ASDとともに

ASDとともに

ASD(自閉症スペクトラム)による双極性障害・解離性障害・PTSD・パーソナリティ障害とともに生きる一人の女性として、母としての日々。

これが、私です。
 
 
 

 
 
 
読みにくかったらごめんなさい。
 
 
 
 
言語性IQ=117
動作性IQ=88
全検査IQ=105
 
「言語性IQと動作性IQに約30の差がありますね。
 発達障害でしょう」
 
そんな話でした。
 
 
 
 
診断を受けて、ホッとしました。
今までの生きづらさの原因が、見えた気がしました。
 
所見にも書いてあること、
「視覚刺激の要素間の相互関係を認識したり、視覚的な刺激を正確に把握して一つのまとまりへと構成したりすることは苦手なことがうかがえます」
「言語理解の強さが、知覚統合の弱さを他者にも気づきにくくさせ、言語理解の高さと同じくらいの知覚統合を他者も要求してしまうことが推測されました」
「視覚的な情報を処理する能力よりも言語的な情報を処理する能力の方が優位に働いていることが示唆されます」
「物事の全体をとらえづらいところが認められ、全体や目標が見えにくいような曖昧な環境や状況においては、失敗経験を重ねていることが推測されました」
「状況やその推移を常識的・ステレオタイプに読み取ることはできるため、明白に構造化されて変化の少ない安定した環境であれば、十分に対処可能であると考えられます。しかし、それはあくまで具体的・形式的で単純化されたレベルであるため、複雑・曖昧なニュアンス、相手の繊細な意図や感情を読み取るような対人理解の場面では、誤読が生じやすいように思われました」
 
そうそう!
そうなの!
私が苦手なのはこういうことだったのか!
 
ととても納得しました。
 
私はADHDではないと思うので、アスペルガーよりなのかな? と思いました。
 
 
 
それからは、他人と深く関わったり、仲良くしたりするのをやめました。
誤解を与えてしまうかもしれない
相手の意図を読み取れないかもしれない
そう思って、自分から積極的に関わることをやめました。
自閉気味、と言われますが。
 
結果、対人関係で悩むことはなくなりました。
 
大きな進歩です。
 
 
 
聴覚入力の高さは、普段から生活に活かされています。
ポロっと話したことを覚えていられるので、あれっ?という時に重宝がられます。
「記憶力いいねー!」って褒められます。
が、それはあくまで「耳」から入る「言葉」だけです。
 
 
 
視覚入力の弱さを実感することは、多々あります。
例えば、メールやLINEの絵文字や顔文字、スタンプ。
相手の意図がよく分かりません。
そういう時は素直に「どういう意味?」と聞くようにしています。
 
 
 
普段の会話でもそうです。
相手の意図するところに自信がなければ、すぐ聞くようにしました。
「それは○○ってことですか?」
その質問を挟むことで、誤解してしまって相手を傷つけたり大きな失敗をしたりということは減ってきたような気がします。
 
 
 
これが、私です。
発達障害を「障害」と考えずに、うまく付き合っていけたらいいなと思います。