人に悪い所なんてない。苦手な所があるだけだ、という気づき | ASDとともに

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ASD(自閉症スペクトラム)による双極性障害・解離性障害・PTSD・パーソナリティ障害とともに生きる一人の女性として、母としての日々。


今日は誕生日なので、両親と近くの焼肉屋へ行きました。

 

両親に聞いてみました。

「私のいいところって何?」

 

父は

「真面目なところ。

 国語力があるところ。

 お金にしっかりしているところ」

 

母は

「真面目なところ。

 几帳面なところ。

 きれい好きで掃除が上手なところ。

 料理が上手なところ。

 お人形さんみたいに可愛いところ。」

 

私は、

「じゃあ逆に私の悪いところは?」

と聞きました。

 

「真面目すぎるから、融通が利かないよね。

 でも、それは悪いところじゃなくて苦手なところだと思う。」

と父。

 

「変化に弱いとか、視覚入力に弱いとか、悪いところといえばたくさんあるけど、それはつまり苦手なところってことでしょ。

 逆を返せば、ちょっとした変化に気づける。

 視覚入力は弱いけど聴覚入力は強いからちょっと話したことをずっと覚えていられる。

 融通が利かないのも、自分の芯を持ってるってこと。

 こだわりが強いのは悪いところじゃない。」

と母。

 

というようなことを話してくれました。

なるほど、そういう考え方もできるのかと、目から鱗でした。

殺人犯なんかは、どうか分かりませんが。

 

私は「いつもと違うこと」が苦手です。

それを活かした、例えば検品とかの仕事は向いているのかな、なんて思いました。

今回応募した商品管理の仕事も、それに通じるものがあるかなと、面接でアピールしようと思います。

 

 

 

焼肉屋から出てすぐ見かけた車のナンバーが「1129(いい肉)」でした。

そんなくだらないことで、母と大笑いしました。

 

 

 

帰宅後、前夫がLINEのビデオ通話で子どもたちと話をさせてくれました。

「誕生日おめでとう!」と30回くらいは言われたんじゃないかな。

下の子はまだ2歳。上の子は9歳です。

上の子はまだしも、下の子は離婚の経緯を理解は出来ていないようで、

「お母さん早く帰ってきてよ~」と言われ、切なくなりました。

しっかり働いて自立して、家族の元へ戻りたいと思います。

 

家族の元へ帰るために、前夫には

「子どもたちをちゃんと愛せるようになること」

と言われています。

概念的すぎてうまく理解できない部分が大きいけれど、

それはつまり、自己肯定感を高めること、自分を自分で認め、自分を好きになること。

なんじゃないかと感じています。

 

今私は自分のことが好きかと聞かれたら、返事に困ります。

特別嫌いってわけでもないけど、好きかと聞かれれば素直に頷けません。

自分の特性を苦痛にしか感じていない部分もあります。

だけど、今は苦痛でしかないそんな自分の特性も全部認めて共存できるようになれれば、子どもたちもきちんと認めて愛せるような気がしています。

 

 

 

今朝は姉とのことを悩んでどんよりしたりもしたけれど、

午後からは母と買い物に行ったり(誕生日プレゼントとして服を買ってもらいました)



焼肉食べに行ったり

子どもたちとビデオ通話できたり

楽しい一日でした。

 

自分がいかに楽しい気分でいるか、

それに常に気を向けて、日々を過ごせたらいいなと思います。

 

 

 

29歳の私は、もっと楽しい私になる!