韓国への半導体材料とする3種の輸出規制について。
半導体の国際供給に影響も、対韓輸出規制 4日発動
日本経済新聞より
政府は1日、韓国への輸出規制を厳しくするため、半導体材料の審査を厳密にし、安全保障上の友好国の指定も取り消すと発表した。韓国政府は対抗措置の検討を表明し、半導体大手SKハイニックスは工場の操業継続への懸念に言及した。半導体メモリー市場で5~7割のシェアを持つ韓国からの出荷が滞れば、世界に影響が広がる可能性がある。
ガースー対応
韓国業界関係者は・・・
半導体生産「中止も」=対日依存度高く-韓国
時事ニュースより
【ソウル時事】日本政府による半導体材料の対韓輸出規制強化をめぐり、韓国メディアは懸念を強める業界関係者の声を伝えた。韓国紙・毎日経済(電子版)は、日本が輸出を全量規制した場合、「半導体生産を相当部分中止しなければならない恐れもある」としている。
ここまでは、まぁ、色々と小さな揉め事みたいなのが日韓で起こっていた事を受けて、日本がわからピシャリとしたかに見えた。参院選を控えて保守層の自民離れを食い止めたい腹いせかと思ったんだけど。
こんな記事を見つけた。
中国スパコン企業も規制対象に 米、ファーウェイに続き
朝日新聞より
米トランプ政権が、中国への輸出を規制する対象を広げた。中国軍向けのスーパーコンピューター開発に携わっていると認定した企業など計5団体を追加すると21日、発表。米中首脳は大阪市で28~29日に開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて会談し、通商問題などを協議する予定だが、今回の輸出規制拡大に中国側が反発を強める可能性もある。
ん~
半導体王国のカギ、中国に渡した米大手企業
WSJより
米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、債務にあえぐ企業から投資家の希望の星に、わずか3年間で変身した。この業績回復は、中国の提携企業に対して先進半導体技術の開発を支援する決定から始まった。
とても興味深い。
つまり、米AMDは中国との合弁事業で業績を回復、だが先端技術の移転は国家安全保障巡る問題に
自らの手で自らの首を締めちゃった的な感じが否めなず、アメポチである日本はこれに引きずられ半導体材料3種と称して輸出規制に乗り出したのではないか?と。
ガースーの言うのは、国内向け、保守層向けの方便であり、本筋はアメリカからの要請に応じたのではないか?と、勘繰っている。
ガースーのいう所の昨今の日韓の情勢を鑑みただけで、半導体材料3種を狙い撃ちし、AMDを始めとするサムスン、SKハイニクスと割とガチでトップシェアと言っても過言ではない企業を狙い撃ちが出来るだろうか?米のターゲット企業と足並みが揃う点でもおやおや?って思ってしまったのだが、どうだろうか?