世界選手権、男子SPも凄かったです。
最終グループのうち4選手がノーミスで自己ベスト更新だなんて・・・。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.
だから、一つのミスが命取りなんですよね。(´_`。)
ハイレベルな戦いだからこそ、ノーミスが求められる試合でした。
これは、女子も男子もです。
点数のことなど書きたくない気分なのですが、点がとれなければ、順位もついてこないのであえて書きます。
今さらですが、SPには必ず入れなければならない7つのエレメンツが決められています。
羽生さんのプロトコルと照らし合わせてみます。
①ステップからの単独の3回転 or 4回転ジャンプを1回 ⇒ 4Lo
②単独ジャンプと異なる種類のコンビネーションジャンプ ⇒ 4S+COMBO+2T*
③2回転 or 3回転のアクセルジャンプを1回 ⇒ 3A
④フライングスピン ⇒ FCSp4 (フライングシットスピン)
⑤足換えのスピン ⇒ CSSp4 (足換えシットスピン)
⑥コンビネーションスピン ⇒ CCoSp4 (足換えコンビネーション)
⑦ステップシークエンス ⇒ StSq4
羽生さんの、ディダクションの-1は30秒ルール抵触だったそうですね。
私は、全然、気づかなかったです。
というか、知らなかったです。
第一滑走者だけに与えられた30秒追加措置が廃止となっていたんですね。
羽生さんもディダクションとは気づかなかったのでは?
知ってたけど、集中していて気づかなかったんですね。
だからこそ、めちゃめちゃ悔しいです。
参照:フィギュアスケートのルール改正で混乱。Sportsnavi2016年06月28日
スピンもステップもレベル4、ステップのGOEは9人のジャッジのうち8人が満点3を出しています。
ミスといえるミスは、4S+COMBO+2T*のみです。
4S+COMBO+2T*、2T*分は点数にならないんですね。
コンビネーションに出来ていなかったということだそうです。
(COMBOという表記は本来コンボ予定だったという意味です)
コンビネーションにはなっていない・・・(:_;)
そういわれて、演技を見返せばそうだけど
技術があってこそつけられたあの2Tタノが0点というのは悲しいです。(ノ_・。)
けれど、4Sの点数だけは入っています。
4Sの基礎点は10,5
コンビネーションに出来ていないため、 4点の減点になっています。
2Tに * アスタリスクというノーカウントマークが付けられ、4Sの基礎点からGOE-3に相当する4点が問答無用で減点されるそうです。
( 私は、ここがよくわからなくて・・・
だって、J1 さんは、-2とジャッジしてるから、GOEの上と下を省いての-3だと勘違いした。)
J1 J2 J3 J4 J5 J6 J7 J8 J9
-2 -3 -3 -3 -3 -3 -3 -3 -3
4回転ジャンプのGOE-3は-4と換算されるから
10.5-4=6.50なのかな?って・・・
J1 さんはなぜに-2としたのですか???
プロトコル見るのって難しいですぅ A=´、`=)ゞ
ここ、予定通りにコンビネーションが入っていたら、
4S+3T
単純に基礎点だけで計算して10.5+4.3=14.8
8点は取りこぼしてる。
そして、このコンビネーションは、成功すれば、GOE+2前後は加点されるでしょうから、
GOEが2点加算されたと仮定して、
14.8+2=16.8
4S-COMBO-2T*の点数 6.5点 と比べると、10.3点はUPできていたはずですね。(;´▽`A``
ディダクションの1点と合わせれば、11.3点。
98.39+11.3=109.69点
本来なら、109.69点取れていた演技でした。
他の要素が素晴らしかっただけにもったいなかったです。
でも、ミスがありながらも、この98.39点という得点は決して悪くはないです。
フリーでの巻き返しを心から祈っています。