次の目的地は大和町吉岡。

10時45分からのガイドツアーに間に合うように到着しなければならないので、定義から国道4号線を通るルートでなく、泉スマートインターから東北道を北上するルートでナビ設定しました。


途中、七北田ダムが左手に見えたので写真撮影。


あれ?ダムの水が見えない


ダムっぽい写真は撮れなかったけど、一車線のカーブの多い下り坂の途中だったし、駐車スペースも広くなかったので写真は早々に断念。

でも、緑豊かな景色はとてもきれいだったし、澄みきった空気が気持ちよかったです。

時間があれば、もっと眺めていたいところですが先を急ぎます。

(でも、お友達とおしゃべりしているうちにあっという間に到着)
吉岡本所案内所には10時20分過ぎに到着しました。
ほぼ、予定通り。

駐車場に車を停めると、な、なんと、本日ガイドをしてくださる方がお出迎えして下さいました。
どうやら、○○ナンバーの自家用車で行きましたので、ガイドツアー申し込み時の住所から私の車を推測して、駆け寄ってきてくれてたようです。
思わぬ歓迎をうけて、ちょっと恐縮してしまいましたが、
「遠い所からありがとうございました。お疲れでしょう?さっさっ、中でお茶でもどうぞ」
とねぎらいの言葉をかけて頂き、人の心の温かさにふれ、来てよかったなと思いました。
「ここへ来る前に定義によってから来たので、時間に間に合うか心配だったのですが、間に合ってよかったです。
ガイドツア―参加の他の方々はもう到着されていらっしやいますか?」
「今日はお客様方お二人だけですので、大丈夫ですよ。」
「えっ、そうなんですか?申し訳ないです。(もっとお友達誘って参加すればよかったな。←私の心の声)」
「定義と言えばね、殿利息でござるの映画の中で早坂屋新四郎が温泉堀りに夢中になっていたとあったでしょ?
その時に掘っていた温泉が定義温泉だろうと言われているんですよ」
「そうなんですか?そのつながりは知らなかったです!次回はぜひ温泉にも行ってみます!」
最初からそんなお話も伺えて、来て本当によかったなぁとガイドツアー始まる前から感動しっぱなしでした。
吉岡に行きたいと思ったきっかけは、もちろん映画を見たから、
そして、その映画に羽生さんが出演していたからに他ならないけれど、
この記事を読んだこともきっかけのひとつです。
本の話WEB ある老人の執念がこの本を書かせた 磯田通史
「『無私の日本人』は書こうと思って出来た本ではない。
今のままではいけないと憂うる人の心が、わたしに自然に書かせた本である。」
とありますが、本を読んだ私も、いつか吉岡を訪れてみたいなぁと自然にそう思いました。
日増しにその思いは強くなり、ゆづ友さんの記事にも影響を受け、心を突き動かされるように気づいたら、ここに来てしまったという感じです。(;´▽`A``
さて、
ガイドツアーの時間まで20分ほど時間があったので、先に展示品を見せていただきました。
吉岡宿本所案内所は5月にオープンしてから何度か展示品のリニューアルをされています。
私は初めてですが、もちろん一番のお目当てはこちらで~す。ヾ(@°▽°@)ノ

私が訪れたのは先月末でしたので、衣装はこのふたつ。
「手を繋いだりかなり接近して写真撮影されるファンの方もいらっしゃいますよ。」

とアドバイスされましたが、私はちょっと離れて横に立つのが精一杯でした。
今は瑛太さん演じる菅原屋篤平治さんの衣装も展示されているようですが、この時はありませんでした。(´□`。)
他には映画の小道具や当時の吉岡の歴史を詳しく解説するパネルなどがあります。

上段は九条様より賜った茶銘和歌と口上之覚です。
下段は羽生さん演じる伊達重村の名シーンで使用された3枚の酒名の書。
これを見たら、あの感動のシーンに再会という感動を味わえますよ~。
写真撮影不可の資料がいくつかありましたが、それ以外は写真を撮るのもSNSにUPするのもOKとのことでしたので、何枚かご紹介します。

羽生さんのサイン部分拡大

阿部サダヲさんと磯田先生の書いた色紙です

昔、実際に使用していたという酒名の看板

春風の部分拡大します


映画の中で、酒造りの唄を歌いながら、お酒を造っている場面がありましたよね。
お写真の方々が歌っているそうです。
こちらの方々は「殿の春風」をつくっている大和蔵酒で働いている方々だそうですよ。
長くなったので、ガイドツアーについては次の記事で書きたいと思います。
そのガイドツアーですが10月31日で終了予定のようですね。
ガイドツアーは吉岡宿本陣案内所に電話で一週間前までに申込みが必要です。
午前10時45分~の部と午後1時15分~の部の2回、各回5名様までの受付のようですので、
参加してみたいなぁと希望される方はお早めに申し込みされることをお勧めいたします。