青い鳥 | みそさざいのブログ

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このブログは素人の日記です(*v.v)
羽生選手の大ファンで選手として人として尊敬しています
大好きです
満月新月にも記事を書いておりましたが、そちらは今は休んでおります。
プロ転向以降、ブログの更新は少なくなりましたが現在も継続応援中です。

Mさんのブログにお邪魔して・・・・・・
記事の内容とは無関係ですが、映画『青い鳥』を思い出しました。

『青い鳥』といってもメーテルリンク著作の方ではありませんよ。
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紹介の映画は2007年重松清さん著作の同名の小説を『青い鳥』を2008年に映画化したものです。
前年度、いじめを受けていた男子生徒 (野口君)が起こした自殺未遂事件。
事後の生徒指導も既に済み、一見、平和を取り戻したように見える中学校。
川内先生役の阿部寛の圧倒的存在感。

新学期初日の何気ない映像からこの映画が始まります。
そして、その問題のあったクラスに担任として赴任してくる川内先生の挨拶に、生徒たちは驚きました。
彼は、ひどい吃音だったのです。
流暢にしゃべれない彼は、その分、言葉数は少ないけれど、本気の言葉で生徒たちと向かい合います。
そんな彼が初めて生徒に命じたのは、倉庫にしまわれていた野口君の机と椅子を、教室の元の位置に戻すことでした。
そして毎朝、その席に向かって「野口君おはよう」と声をかけ続けました。
ある日、野口君へのいじめに加担したのではと悩む園部君は、苦しい胸の内を担任にぶつけます。
これは、寡黙で正直で不器用な教師と、思春期真っ只中の子供たちとの心のふれ合いを静かに、そして驚くべき実直さで映し出した映画です。

今も、昔も、いつの時代も・・・・
残念ながらいじめはなくなりません。
簡単なようで実は答えの大変難しい問題に正面から向き合い、重松清さんの伝えようとしたメッセージが俳優阿部寛を通して伝わってきました。
いじめ、その本質に迫り、人として大切な事は何かを教えてくれた映画でした。

私は、帰省中シネリーブル梅田で子供達と見ました。
(最初・・・お正月なんだから楽しい映画にしようという意見もでていたし、小さかった三男には難しいかったけれど・・・・真剣に見てくれたから、みんなで見てよかったと思いました)

記事を書いていて思い出したことがあります。・・・・・
次男がまだ小学生だった頃、クラスでいじめがありました。
ある時、被害者のお母様から直接、お礼を言われました。
お子さんがいじめを受けていた時、次男だけは、それに加わらなかったと・・・
(正確には、息子ともう一人)
私はその時まで、クラスでそんなことが起きていたことも、次男の立ち位置も、全く知りませんでした。
息子は残念ながら、いじめを止めさせることは出来ませんでしたが、少なくとも加担する側に加わらなかったことだけは、褒めました。
誘われ、強要されても「ボク、そういうの嫌いだから・・・しない!」と断り続けたそうです。
へたれな次男にしては相当頑張ったと思いました。
誰が被害者になり、加害者になるのかわからない時代です。
その時、次男はこの映画を見たから、わかったことがあったんだと話してくれたんです。



映画「青い鳥」の予告編

映画「青い鳥」オープニングテーマ まきちゃんぐ:「鋼の心」


たとえ、暗闇の中にいても、
今はそれに耐えよう、そして新しい1歩を踏みだせるかな・・・・?
そんな気持ちにしてくれる、まきちゃんぐさんの心に響く歌詞とメロディと歌声ですね。