『あなたはもう忘れてしまっただろうか・・・・・』
こんな感じの石田ひかりさんのナレーションで始まる、あの名作。
1993年に放送されたフジTV月曜9時のドラマ「あすなろ白書」。
1993年、平成5年・・・・
社会人になって数年が経過していました。
仕事に明け暮れ、家と職場の往復の日々だったからこそ、あのナレーションの言葉は心に響き、あの頃、何度も心の中で反芻(はんすう)しました。
もう戻れない学生時代に想いを馳せて、現実から逃避するために夢中で見ていた記憶が蘇ります。
もう一度みてみたいなぁ・・・・・
ゆづが『アート・オン・アイス』でこのドラマの主題歌『TRUE LOVE』を滑ると知ってから、このドラマを無性に観たくなりました。
20年も前のドラマだけれど、断片的ですがストーリーも思い出しました。
なのに、あの素敵なナレーションが思いだせな~い・・・・
なので、日記をひっくり返して見ました。そしたらね、書いてありましたよ。
少し間違って記憶していました。
『もう君たちは忘れてしまっただろうか・・・・・
あの頃の風景を、あの時の風の匂いを、あの頃の光のざわめきを
やがて僕達は忘れてしまうんだろうか
あんなにも真剣に怒ったり迷ったり泣いたり、傷つけたりしても・・・・・』
ここまで書いてありましたけど、明らかに途中までです。
続きが気になる~。
なので、PCで検索してみました。
冒頭のナレーションの言葉、ヒットしました。
もう君たちは忘れてしまっただろうか
あの頃の風景を、あの時の風の匂いを、あの頃の光のざわめきを
やがて僕達は忘れてしまうんだろうか
こんなにも真剣に怒ったり迷ったり泣いたり、傷つけたりしても
やがて時が経てば笑って思い返して・・・そして
そのうち思い返すことも無くなるんだろうか
だけど、その時
確かに私はそこにいた
あなたの人生の中であなたはいつもヒロインとして輝きつづける
人生という物語は
これからも続いていく
――そして僕達は、生き続ける
素敵な言葉が綴られていますよね。
今、読んでも感動します。
ちなみに、当時の日記には・・・・
「なるみの『掛井君のこと好きでがんばれたのも取手君がいてくれたから』っていうセリフは、ちよっと、許せない。なるみずる~い。掛井君のことどうするの?」と、書いてありました。
何話目のセリフなのだろう??
全然思い出せません。
たぶん、あのイブの夜のセリフだろうなぁ・・・・
いつも主役でモテ男役のキムタクが、このドラマでは主役ではありませんね。
ちょっと新鮮です。
なるみは掛居のことが好き。
だけど、掛居には高校時代から付き合っている彼女がいて・・・・・・・
星香も浪人生時代から掛居のことが好きだけど、その気持ちは隠して、なるみを応援する。
取手は、もちろん、なるみのことが好き。
誰にも悟られていないつもりでいるけれど、まわりの皆はとっ~くにに知ってる。
けれど、なるみだけは、なかなか気付かなくて・・・・・
今見るとと、イライラするようなストーリなんですよね~。
掛井がこなかったイブの夜・・・・・・
おそらく取手となるみは一線を超えました。
(原作読んで無いので真実はわかりません)
爽やかな青春ドラマだと記憶していましたが、かなり、どろどろ~としていますね。
ゆづには、もっと爽やかな恋愛をしてもらいたいです。
でも、いろんな立場の気持ちを経験することは、演技・表現の為にはなるのかなぁ~
いやあ~、こんな複雑なのはの経験はしない方がいいですね。
スケートに集中できる素敵な恋愛が良いです。