号泣している映像が流れましたね。
号泣のわけは・・・・・
2005年の全日本選手権を私はよく覚えています。
2ケ月後に迫ったトリノオリンピックの最終選考会も兼ねていましたから・・・・
そして男子シングルで大波乱がありました。
一旦は織田信成選手の優勝となり表彰式が行われました。
しかし、表彰式も無事終了し、優勝者記者会見が始まる直前に判定が訂正されたのです。
採点ミスがあったと発表され高橋大輔選手の優勝となりました。
採点ミスの内容は以下の通りです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC74%E5%9B%9E%E5%85%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%88%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9#.E7.94.B7.E5.AD.90.E3.82.B7.E3.83.B3.E3.82.B0.E3.83.AB.E6.8E.A1.E7.82.B9.E3.83.9F.E3.82.B9
より引用しています。
織田信成のフリースケーティングにおけるジャンプについて、試合終了直後は、
- 「3回転アクセル-3回転トウループ-2回転ループ」
- 「3回転ルッツ-2回転トウループ」
- 「3回転サルコウ」
- 「2回転アクセル-3回転トウループ」
- 「3回転フリップ」
- 「3回転ループ」
- 「2回転アクセル」
- 「3回転ルッツ」
という判定がなされました。しかし、訂正された後の、織田選手のジャンプ構成は・・・・・
「3回転アクセル-3回転トウループ-2回転ループ(3回転ループに挑んだが回転不足で2回転になったもの)」- 「3回転ルッツ-2回転トウループ」
- 「3回転サルコウ」
- 「2回転アクセル-3回転トウループ」
- 「3回転フリップ」
- 「3回転ループ」
- 「2回転アクセル」
- 「3回転ルッツ」となりました。
フリースケーティングにおいては、3回転以上のジャンプで2度跳んでもよいのは2種類までというルールがあり、この制限以上のジャンプがなされた場合、そのジャンプの得点は無効(0点)となります。
このルールは、「実際に何回転であったか」ではなく「挑んだ回転数」で適用されます。
3回転トウループと3回転ルッツの2種類を2度ずつ跳んでいた織田選手は、2回転ループの判定を「3回転に挑んだ」ループであると訂正されたことにより、3種類のジャンプを2度ずつ跳んだのだとみなされることとなり、その結果、最後に跳んだ3回転ルッツの得点(後半3回転ルッツ基礎点6.60点とGOE0.80点の計7.40点)が無効となりなり、フリースケーティングの得点は146.20点から138.80点、総合得点も226.10点から218.70点となり、高橋選手に首位の座を明け渡しました。
今ならこのルールよく理解できます。
でも、フィギアスケートのルールをほとんど知らなかった私は、織田選手にとても同情してしまいました。
今更なんでこの記事書きたくなったのかな??私。
それは、この動画を見て こみ上げるものがあったからです。
トリノオリンピック、男子は1枠しかなかったなんて・・・・・
それに世界選手権が近いから・・・・
世界選手権の成績でソチの出場枠が決まりますものね。
出場される三選手には頑張っていただきたいです。
そして、悔しい涙をたくさん流して強くなった織田選手の国体の映像をここで見ることが出来て、満足です。
動画はお借りしています。
ここからが本題、
織田信成選手が2月7日からドイツで行われたババリオンオープンで優勝しました。
このニュース、大変うれしかったです。
とにかく、うれしいの一言につきます。
がんばって結果を出した織田選手はもーっ、すばらしい。
心からおめでとうと伝えたいです。
しかも、フリーが178.06 という高得点。
すご~い。
もう、涙が止まりませ~ん。。。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
実は私、6、7つ前の自分のブログで、第2子が誕生したばかりのタイミングにもかかわらず、イクメンなんかしないでとか、スケートだけに専念してとか、何のためにがんばっているの的な記事を書いていたから、それ以来、ずーっと気になっていたのです。
http://ameblo.jp/many-dandelions/entry-11461646068.html
でも、良かった。
ちゃんと結果を残してくれて・・・・
織田選手、感動をありがとうです。
ソチ五輪を目標に、その後の世界選手権までを視野に入れての引退表明だったと思うけど、自らの花道を飾るために、今、あなたが頑張っているのを見ているファンがここにもいます。
最後のシーズン、悔いのないように一日一日を過ごしてほしいです。
Suponichi Annex 2013年2月11日 18:15 へリンクします。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2013/02/11/kiji/K20130211005175500.html
織田信成 4回転2本で逆転V!ババリアンOP
フィギュアスケートのババリアン・オープンは10日、ドイツのオーベルストドルフで行われ、男子は前日のショートプログラム(SP)で2位の織田信成(関大大学院)がフリーで2度の4回転ジャンプに成功して1位になり、合計250・80点で逆転優勝した。
SP首位の中村健人(立大)はフリー2位で227・85点の2位だった。(共同)
ババリアンオープンの結果です。
織田選手優勝、中村選手銀メダルおめでとうございます。
1 Nobunari ODA JPN 250.80 2 1
2 Kento NAKAMURA JPN 227.85 1 2
3 Paul FENTZ GER 200.75 3 5
4 Romain PONSART FRA 199.88 5 4
5 Oleksii BYCHENKO ISR 198.04 7 3
スコアはこちらから。織田選手のフリーの得点がなんと178点超え!
SP http://eiskunstlauf.bev-eissport.de/BO2013/BO2013_SeniorMen_SP_Scores.pdf
FS http://eiskunstlauf.bev-eissport.de/BO2013/BO2013_SeniorMen_FS_Scores.pdf
織田選手は、ショートでは4回転を転倒してしまいましたが、フリーではきちんと2回決めて逆転優勝しました。
織田選手の4回転の確率が上がってきているのは嬉しい限りです。
男子は、もう・・・・勝つためには、4回転を降りられるか、それも 加点をどれくらいもらえるか どうかがカギとなりそうですね。
残念ながらババリオンオープンの動画は今のところ、あがってないようです。
代わりに、2006年の世界選手権のSP 「セビリアの理髪師」振付はデヴィッド・ウィルソンです。 動画はお借りしています。
SPが78.25で3位、フリーが136.73で5位、総合では251.21で4位でした。 ジャンプ後のランディングがきれーでしょ? 簡単に着氷しているように見えるのがすごいのです。 軟らか~い膝のおかげですね。 織田選手のコミカルな演技に魅了され、解説者まで笑っています。 みんなを幸せにしてくれる素敵なプログラムですね。 最後のステップとスピンのなんとまあ、軽やかなこと・・・・・ スタンディングオべーションもすごいですね・・・・・ 日本のスケート男子シングルを本当に 長い間 けん引してきた織田選手。 いつかは引退?と思っていましたが・・・・・・来季限りとは・・・やはり本当に さみしいです。 |