St.Creaビーチ久々に行きましたが、やっぱり素敵な所。

 

 こちらでの更新も久々になります。

 7月の検査で2型糖尿病Ottoの眼圧が正常との結果でした。日本で検査を受けた時に正常高値だったので強く勧められた点眼ですが、もし試していたら、下がったのは点眼液のおかげ、そのまま継続すべしと言われ、ずっと続けなければならなかったでしょうね。もちろん本当に必要な場合もあるでしょうが、今回は断っていて正解だったと思います。

 

 さて、その結果を見た後に始めた新しいアイテムの導入は最近ケト界で人気のアルロースです。現在糖尿病薬メトホルミン500mgを1日2回、計1000mg摂っていますが、食後高血糖を抑える効果はあまり強くないのです。でも来年ゴールドカード(65歳以上)世代になるので、今までよりもっと外食など楽しみたいし、低糖質を少し緩めるだけで調理する私も楽になります。外食時だけ尿から糖を排泄するSGLT-2阻害薬を使う手もありますが、Ottoはメトホルミン以外の薬は飲まないと決めているので無理。そんな中での選択でした。

 

 採用に当たって一番心配だったのはメトホルミンとの併用。それで検索してヒットしたのがこれ。

 

 

<2型糖尿病患者における希少糖D-アルロースを含む糖尿病食の有効性に関するパイロットスタディ>から

<参加者

患者の主な選択基準は、年齢20~80歳、HbA1c値6.5%以上、入院中の2型糖尿病患者、および本研究への参加に関する文書による同意取得でした。除外基準は、α-グルコシダーゼ阻害薬を服用している患者、過去にD-アルロースによる重篤な副作用の既往歴がある患者、重篤な合併症または血清クレアチニン値1.5 mg/dL以上(重篤な腎機能障害)の患者でした。妊娠中、出産中、授乳中、または妊娠の可能性のある女性、他の研究に参加している患者、および担当医が本研究への参加に不適切と判断した患者も除外しました。>

 

及び <本研究開始前に使用していた薬剤は、本研究期間中も継続された。本研究期間中、インスリン単位数の調整、経口血糖降下薬の追加、変更、または用量の調整は行われなかった。>

 

からメトホルミン併用OKとわかりました。唯一例外なのはα-グルコシダーゼ阻害薬(アカルボース)です。これの副作用に、

アカルボースが小腸で糖質の分解を遅らせることで、分解されなかった多糖類などが大腸に到達します。
大腸では、腸内細菌によってこれらの糖質が分解され、ガス(水素、メタンなど)が発生します。
また、分解されずに残った糖質は浸透圧を高め、腸管内に水分を引き込むことで、以下のような腹部症状を引き起こす可能性があります。

  • 腹部膨満感: お腹が張った感じ。
  • 鼓腸(こちょう): 腸内にガスが溜まり、ゴロゴロ音がしたり、お腹が膨れたりすること。
    おならが増えることもあります。
  • 下痢: 腸管内の水分増加や腸の動きの亢進によって起こります。
  • 腹痛: ガスの発生や腸の動きに関連して起こることがあります。

とあり、私はガスが発生しやすいので、残念ながらアルロースは不向きと思いました。普段から低糖質だと突然糖質の高い食事をすると糖尿病でなくても食後高血糖、つまり耐糖能異常を来し易いらしいので、できれば私も外食時に使いたいと思ったのですが、私の場合は体を動かせるなどの対処していくしかないようです。だからどうでしょう、今後もっと加工品に利用されて普及して行ったらIBSの人には要注意となるかもしれませんね。

 

つづく