2018年発行のこの本の著者の堀先生はメジャーは歯医者さん、医学博士、薬学博士でもあらせられるんですが、なかなかユニークな先生です。

 歯は良く磨けというのが通常なのですが、この先生は月1度しか磨かないそうなんです。

 遺伝的に歯が丈夫なこともあるそうですが、先生は乳酸菌入りの整腸剤の錠剤を潰して歯みがきをなさるとか。

 

 

 乳酸菌は腸に良い善玉菌、口の環境も腸と同じにすれば良いとのこと。

 

 では唾液に乳酸菌が含まれるのか?で検索してみたところ。

 

 こちらは明治の広報記事なんですけど、唾液について詳しく解説しています。

 

<唾液は組織修復や歯の脱灰を軽減するだけでなく、口内環境を整えることで全身の健康を守る役割も担っています。それと同時に、唾液に含まれる乳酸菌は、体に悪い影響を及ぼす細菌を退治するためにも欠かせない存在です。>

 

 実はダニーデンの家から京都の家まで約30時間かかったのですが、その間一度も歯は磨いてないんです。でもちっともネバネバしないの。家で磨いても、あら、変わりないって感じで、却って驚いてしまいました。きっちり自浄作用が働いていたということでしょうか。

 

 本にはご飯で糖分を取ることは大事と書いてあるので、糖質制限は勧めないスタンス、ご本人もしていないでしょう。なのに月1回の乳酸菌歯磨きで健康というのは、、、、、唾液と健康のかかわり、もっと注目すべきではないかしら。

 

 先生は月1回ですけど、自分は特別なので、読者さんには毎食後普通に歯磨きした後、乳酸菌いり整腸剤をこして歯ブラシにつけて磨けば良いとのことです。

 

 私の場合は必要ないようですし、あくまで本の内容を記しただけですのでご了解ください。