北島は豪雨に見舞われ、多くの被害が出ていますが、反面こちらダニーデンでは日本並みの夏日。活気が凄いので家中のカーテンを閉めたところです。

 2か月前に図書館にリクエストしたM.T.Newportの最新刊が届きました。

 

 

 

すでに日本語でも10年前に翻訳本が出ていて↓、日本でも有名、MCTオイルの日清オイリオの招待で講演もされています。

 

 

 

メアリー・T・ニューポート
医学博士メアリー・T・ニューポート(Mary T Newport, M.D.)
オハイオ州シンシナティで育ち、シンシナティ大学医学部を1978年に卒業。
同地の小児病院で小児科の研修を受け、
サウスカロライナ州チャールストンの大学付属病院で特別研究員として新生児学を修める。
1983年にフロリダへ移住。
タンパベイ地区の2か所の新生児集中治療室の医長として診療を続けている。
夫スティーブ・ニューポートとは1972年に結婚し、娘ふたり、孫ひとりがいる。
2008年に「アルツハイマー病の治療法があるのに、誰もそれを知らないとしたら?」と題するレポートを執筆。
それが世界中に広まり、ギリシャで開かれた2010年アルツハイマー病国際会議での講演のテーマとなっただけでなく、
この本のテーマともなった。

 

 で、この最新刊では地中海式Keto(野菜、果物を多く、穀類は未精製、赤肉は少し、糖質60g以下、MCTオイルでケトン値アップ)を推奨しています。それは言わずもがな地中海地域の人々は長寿、その中でもサルディーニャ島は特に長寿な地域ブルーゾーンの一つだからです。

 でも沖縄もブルーゾーンのひとつ。沖縄の伝統的な食事では赤肉である豚肉も多く食べるのだけど。

 上記のニューポート博士は世界1長寿な国の日本食も褒めていて。日本での食事は特に楽しかったと本に書かれている。でもすき焼きや寿司に少し砂糖を使うとか(実際はたっぷり使う)、日本食では大豆オイルなどを使う揚げ物が多いとか書いていて、地中海式ダイエットとはかなり違うんだけど、ちょっとええ加減過ぎない?

 

 そんなこともあってあまり読み進める気にならなかったところで、ヤフーの記事、これ面白すぎ。

 


 

三つ目の例はブルーゾーンだ。日本は先進諸国の中で国民の身長が最も低いが、その中にあって沖縄は県民の身長がきわだって低い。また、サルディーニャ島はヨーロッパで住民の身長が最も低い地域の一つだ。男性の平均身長は168センチメートルで、イタリア人の平均より10センチ近く低く、ヨーロッパで最も身長が高い集団より、およそ15センチ低い。これには遺伝的な要因があり、興味深いことに、その一つはラロン変異体で、サルディーニャ人の0.87パーセントがそれを保有している。その割合は世界でもきわめて高いが、エクアドルのロハ県の人々に比べると明らかに低い。

 

  あくまで平均ではあるけど、その地域のダイエットより身長の方の影響が大きいって、長寿にダイエット重視しすぎるのは馬鹿らしいのかも。長寿の日本人は先進国の中では一番平均身長は低いから、IGF-1が多い人種より赤肉の摂取もそれほど気にする必要はない(特別な人は除いて)のでは。

 

 もちろん知っている例でも糖質制限で認知がとても改善された母親を持つ人から話を聞いているので、糖質に注意することは絶対有効なのは疑っていません。