今日もまた陽性者はオークランドに限って増加しています。

 南島のクライストチャーチの下水で見つかったらしいですが、たぶん隔離施設由来でしょうと。これが市中だったら、やばいですが、、、。

 さて明日の発表がどうなるか?

 

 NZはファイザーワクチンのみで年内までには希望者全員に接種完了の予定となっていますが、実際のところ、日本人への効果はどうなのでしょうか、大いに気になるところです。

 日本人への効果について藤田医科大学の発表がありました。

 

 

 

 

 

 

研究成果のポイント

  • 調査した教職員全員の抗体量がワクチン接種後に上昇
  • 抗体量はワクチン1回接種でわずかに上昇し、2回接種することで大幅に上昇
  • 男性は女性よりも抗体の量が少なく、男性は年齢が高いほど抗体の量が少ない
  • 抗体の量が多いほどウイルス中和活性が高い
  • 自動化学発光酵素免疫分析装置で迅速に抗体測定が可能な試薬を開発
★ワクチンを接種したからといって安心はできませんが、特に高齢男性は要注意のようですね。
 さてNZは現在1回目と2回目の間隔は6週間が目安です。我が家は1回目から2か月(9週間)後に予約済み。
 
その間隔について、下記はイギリスでのアルファ株に対する研究ですが、ご参考になれば。
  • ファイザーワクチンの1回目接種と2回目接種の間隔は長くても短くても、全般的に強力な免疫反応につながった
  • ただし、ウイルスによる細胞感染を抑制する中和抗体(特定のタンパク質の活性を中和する抗体、ウイルスのタンパク質に結合して感染を防ぐ)の産生は、間隔が3週間の場合、間隔が10週間の場合より少なかった
  • 1回目の接種後に抗体量が一時的に減るものの、免疫にかかわる「T細胞」の量は高い状態で維持されていた
  • 接種間隔が長い方が全体的なT細胞量は少なかったものの、「ヘルパーT細胞」と呼ばれる細胞の割合が高くなった。このヘルパーT細胞は、免疫記憶を支えるという
(この調査をした)ドゥアンシー教授は、ワクチンは1回しか受けないよりも2回受けた方が良いとした上で、2回目を受けるタイミングの良し悪しは状況によって異なると話す。