今日のスプートニクの記事

 

 

 

 アイスランドがワクチンによる集団免疫獲得により規制撤廃を発表したとのこと。

この数字を見ると、アイスランドって独裁国家?と疑ってしまいますが、この国は独裁国家ではなくて、すごく民主主義の発展している国との印象を持っています。かってリーマンショックの後、銀行の不正が発覚し、これを民間の力で暴いたのを記憶しています。

 

<アイスランドでは現在、成人の87%が1回目のワクチン接種を終え、少なくとも60%が2回の接種を完了している。>

 

↓去年4月の雑誌記事ですが、

 

 

<政府のデータによると、アイスランドでは新型コロナウイルスの検査で「陽性」となった人の50%は無症状で、これは無症状の人がウイルスを広めている可能性があるとの懸念を裏付けるものだ。

任意かつランダムな検査とあわせて、アイスランドは検査で「陽性」となった人と接触した個人を早急に特定し、隔離を求めることにも力を注いでいる。>

 アイスランドの人口36万人、NZは500万人超で、同じようなわけには行きませんが、かなり近いことはやって来ました。

政府が目指すのはやはりワクチンによって集団免疫を獲得することでしょう。イメージとしてですが、感染暴露の少ない国はワクチンによる集団免疫獲得にスムースに移行しやすいのかも?NZの国境開放がいつになるか、まだまだ先は見えませんが、少し希望が見えて来た。

 

 ところで上記の記事にあるように症状のない人からも感染する研究論文を大津医師がこちらのYtubeで説明しています。

 

 

 これは宇野先生のコラムで知りました。このように無症状の人からも感染するなら、例えば病院に入る時に発熱有り無しで判断されることは無意味だったことになります。やはり自分を守るだけではなく、症状がなくても人に感染させない、ようにマスクは必要なのですね。

 また人込みでは深く息を吸わない、強い呼気を出さない心がけも必要だそうです。

 

 NZは心配されたシドニーからの観光客からのデルタ株の市中感染はまだ確認されていません。でもまだ警戒が必要ということで、公共交通利用などマスク必要は続くでしょう。