FBのスプートニクの記事に
がん発症の主な要因は酵素G6PD 米研究者らが明らかにー
正常な細胞が悪性腫瘍へと変容する過程で、酵素G6PDによる酸化ストレスに対する細胞保護の強化とヌクレチオドの合成が関与していることが米国の研究者らによって明らかになった。この研究結果は、学術誌「セル・メタボリズム」に掲載されている。
上記記事の中の<研究者らは、今回の発見は抗酸化物質が腫瘍の成長を実際に助長していることを確認したものであり、腫瘍の成長を抑えたという発見ではないと指摘している。>
はとても気になっていました。以前より抗酸化物質を摂りすぎることの弊害は指摘されていましたが、やはりその危険はあるそうです。もう少し詳しく説明したメディカルプレスの記事がありました。
<調査結果はまた、抗酸化物質が実際に腫瘍の成長を減少させるのではなく、サポートするという臨床試験や他の研究で示されたさらなる証拠を提供します。腫瘍が形成されるためには、強力な抗酸化防御が必要です。より多くの抗酸化物質を与えることは、それを行うための理想的な環境を提供します。>
つまり抗酸化物質ががんを鍛えるということでしょうか?がんの予防のために安易に抗酸化サプリを摂るというのは危険なように思います。こういうことはサプリ関係の情報では取り上げられないのが怖いところでしょう。
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最近アメリカ在住の栄養学博士さんのブログを読んでいるのですが、日本でLifespanの翻訳本を取り上げて記事にされています。
日本でもNMNのサプリが人気なようですが、どうなのでしょうね。