春に嵐、寒波到来、寒いのでお籠り中
毎朝の軽い体操の最後に思いっきり伸びをするんですが、土曜日はぐうううううんと伸びて、やったな!と嬉しかったのが、その後左背の深部の筋肉が痛くなってしまいました。その日はウォーキングのみにしましたが、右股関節に違和感、でも歩き続けることは出来ました。
昨日は痛みも消え、そして今日は以前からあった頸椎のつまりが完全に解消した気分。でもちょっと背中の筋肉が疲れています。自彊術をしようとしたら前屈がいつものようにできない。こういう日は無理をせず、大人しく過ごそう。
最近は異所性脂肪や脂肪細胞やら中心に素人ながらの検索をしていますが、2016年の糖尿病学会誌の記事に<2型糖尿病における異所性脂肪の役割>というのがあり、読んでみました。
ここでは高脂肪食と運動不足が原因と結論づけています。炭水化物20%、脂質60%、たんぱく質20%とかなりの低糖質高脂質。<50 名の非肥満男性に対して 3 日間の高脂肪食を負荷し, 骨格筋細胞内脂質の変化やインスリン感受性の変化について観察した>
しかし<高脂肪負荷感受性を示す人ほどイン スリン感受性が低下しやすく(Fig. 1:fat-sensitive な被験者 ●),その一方で脂肪負荷感受性が低い被験 者も多数いた(Fig. 1:fat-insensitive な被験者 ○). 次に,何がこの脂肪負荷感受性を規定しているのかを 検討した.例えば,骨格筋のミトコンドリア量が少な いと脂質が燃焼せずに骨格筋細胞内脂質が蓄積しやす くなる可能性がある.そこで,生検で得られた検体に ついてミトコンドリア量を測定した所,有意では無い ものの,骨格筋ミトコンドリア量が少ない人ほど骨格 筋細胞内脂質が蓄積しやすい傾向を認めた(r=0.42,p =0.09).>と書かれてあります。ミトコンドリアと関係はありそうです。これは3日間の観察ですが、いきなりの低糖質、高脂質ではうまく行かないケースがあるのはわかります。(Dr.Cateの指摘するように、急がないで、体質から改善していくことが大事)
ミトコンドリアの数や働きを遺伝とあきらめてしまうのはもったいない。
2016年に<体内年齢がよみがえる科学 ケトン体革命―究極のアンチエイジング理論>を上梓されている東京工科大学の佐藤拓己教授..まずは2016年の記事から。
先生は血管さえ老化させなければ100歳まで寿命を延ばせる、そのためにはミトコンドリアを活性化させる、そのためにケトン体と有機酸の研究をされているそうです。
https://www.teu.ac.jp/topics/2016.html?id=224
↓こちらはもっと最近のもの。
https://hey-labo.com/labo/satotkm-teu/blog/6
2019年7月にはケトン体サプリメント研究中と発表。いよいよ日本でもケトン体サプリメントが発売される日も近そうです。つらい糖質制限も必要なくなりますって。いや私は大丈夫ですが、やはり合わない人には朗報です。
https://www.teu.ac.jp/information/2019.html?id=123
東京工科大学・応用生物学部・佐藤拓己教授は現在、塩濃度の高い海から分離したハロモナス属のバクテリアで生産する「ポリケトン粉末」を研究開発中です。これは言わば「食べるケトン体」であり、消化管内で分解されてケトン体を発生します。食べてケトン体を増やせれば、つらい糖質制限も必要なくなります。がんや認知症の救世主になればと日々研究に没頭しています。
すでにペット用は利用できるようです。
「ケトバイオティクス」
https://www.polyhydroxyphb.com/