NZでは、毎日2,3千のPCR検査が行われていますが、もう2週間新規感染者なし。まだ陽性が確認される人はずうううと一人のみ。もちろん入院患者ゼロ、死亡は22人で止まっています。もう来週にはレベル1に引き下げられコンサートやスポーツ観戦も自由になるでしょう。
一方NZとは違って、規制は緩かったスウェーデン、死者のほとんどは高齢者です。これがほかの国と違うところ。その理由について色々と語られていますが、ふっと思い出したことがあり。
ローカーボ界では有名なダイエット ドクターはスウェーデンの医師です。そしてスウェーデンでローカーボ人気が高まり、バターの需要が増えて世界的に品不足、価格上昇が始まりました。検索してみたら江部ブログに2013年末のこんな記事がありました。
<スウェーデンでは23%の人が糖質制限をしている>
ダイエットドクターのサイトは有料になってから見なくなりましたが、現在も続いていますから、ローカーボが今でも定着しているとすれば、これもスウェーデンでの高齢者以外の死亡数の少なさの理由の一つと言えるのではないでしょうか。
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さて我が家の糖質摂取量ってどのくらい?大体夫50-60、私はそれ+20くらいかなとだいたいの見当をつけているのですが、実際測ってみると、もっと少ないかも。14時間以上の絶食後に食べるナッツ、これが結構多いんです。メインはアーモンドの25g、クルミは低糖質、でもヒマワリの種(100g中18g)とカボチャの種は100g中(14g)と高め、でも量は多くはないですけど。ブラジルナッツはまた1日1個に戻して、ほとんどカーブ無し、ここに最近は練黒ゴマティースプン1杯、塩、シナモンで、10gちかくあるかもと思っていたけど、実際は5g以下でした。夕方におやつで食べるピーナッツもギリギリ5g以下。そしてブランチは野菜の糖質だけだから10g以下、夕食は味噌汁やら豆腐とかテンペ、デザートなどが加わるから20g前後かな。そしたら夫は40g程度かも。私ははちみつとかデザートに加えても60g程度なのかも知れません。その割には夫のケトン値、低いなあ。でもドクターシミズも何故か低いようです。http://promea2014.com/blog/?p=12687
さて、このケトン値ですが、前回書いた加藤先生のブログの件。
結果<試験後3ヶ月間にわたって)ケトン体濃度は有意に上昇し、血糖値および血清インスリンのレベルは有意に抑制されていた。>とあります。
でも<3ヶ月の時点で血清のアルブミン、血糖値、CRP(炎症のマーカー)によるグループ分けを行ったところ、血清アルブミン値が高い(4.0 g/dL以上)グループ、血糖値が低い(90 mg/dL以下)グループ、およびCRPが低い(0.5 mg/dL以下)グループで有意に生存期間が延長していた。>とここでケトン値でのグループ分け書かれていないのです。さてケトン値はどうだったか、気になる人は論文に当たってみてください。原文が日本語で書かれたのを英文翻訳してあるので、自動翻訳で十分わかります。(だから英文としての評価は低いとコメントされてます)
https://www.mdpi.com/2072-6643/12/5/1473/htm
さて最近面白く拝見している
夕陽のガンマンさんの試み、血糖値スパイクを防いで万病を治す
https://kettochispike.fc2.net/blog-entry-8.html
この方は糖質制限ではない血糖値コントロール、結構好きなもの食べて、食後血糖値110mg以上になれば散歩して常に140mg以下をキープ、結局血糖値さえ上げなければ、ケトンなしでも今の所再発なし。逆にケトン体を維持できても、たとえばレッドミート乳製品でIGF-1を上昇させたり、がんの脂肪酸合成を高める(和田理論)リスクがあったりするのではと心配しまいます。
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昨日はとても良い天気だったので、ポートチャーマーという港町にバス行ってみました。ダニーデンのバスエクスチェンジから20分くらいだったかな。バスはオタゴ湾の北側を走って行きます。日本だと瀬戸内海のような感じ。バスの車窓から2枚。
高台にあった小さな教会 St Mary, Star of the Sea Port Chalmers (1881)名前が素敵
https://www.cdd.org.nz/st-mary-star-of-the-sea-port-chalmers
観光客むけのお店も数軒ありますが。
もう閉めてしまったカフェもありました。
一時はクルーズ船が接岸できるので人気があったのですが、さてコロナ禍が収束してもかってのようにはならないかも。
でも現市長はこの町の人、ダニーデンの市庁舎までヒッチハイクで通われているとか。目下サイクリングロードの建設中で、完成すれば海を眺めながらの通勤、観光が出来る街として新たな人気が出ることでしょう。途中まではもう出来ているの温暖な日があれば近々歩いてみようと思います。
さて今回の遠足のヒット No1は巨大くじらの壁画です。2017年に描かれたそうですが、今まで全く知らなかったのです。どーん。