以前から糖尿病の人は腸内細菌の種類が少ないと言われてます。
細菌の量より、種類の多さが大事らしく、なるべく多品種を食べること、良い影響があるとされているメトホルミンも夫に服用させています。
この薬は腸内細菌との相性があるらしく、何人かの知り合いはとてもじゃないけど、継続できないほど腹部症状が出るらしい。幸い夫は1000mgまでなら大丈夫。
さてその腸内細菌がクレゾールも産生するらしい。京大の実験で、糖尿病の人では血中のクレゾールの値が低かったとか。夫のも測ってもらいたいな。
糖尿病抑える化合物、腸内細菌が生成…京大など発見
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20200229-OYTEW459712/
コピペ
腸内細菌によって作られる化合物に、糖尿病の発症を抑える働きがあることを発見したと、京都大や仏パリ大などの国際共同研究チームが発表した。糖尿病の予防や治療に役立つ可能性があるという。論文が米科学誌セル・リポーツ電子版に掲載された。
糖尿病は、血糖値を下げるインスリンの分泌が減り、血管がもろくなって腎臓の働きが低下するなど、様々な合併症を引き起こす。これまでにも腸内細菌の違いが発症に影響しているとの指摘はあったが、詳しい仕組みは不明だった。
松田文彦・京都大教授(ゲノム医学)らは、成人の糖尿病患者77人の血液に含まれる様々な化合物の濃度を分析。他の病気の患者と比べ、腸内細菌が作る有機化合物「4―クレゾール」の濃度が低いことがわかった。
糖尿病のラットにこの化合物を投与すると、膵臓でインスリンを分泌する細胞が増え、血液中のインスリンの濃度も2倍以上になった。
この化合物は人の細胞からは作られず、腸内細菌の存在が欠かせないという。松田教授は「腸内細菌の種類の違いなどをさらに詳しく調べれば、糖尿病になりやすいかどうかの判断や、発症の予防に役立つのではないか」と話している。
******
なお我が家では宇野先生がヨーグルトはお勧めでないので、食べません。好きなんですけど、悲。
http://blog.livedoor.jp/yoshiharu333/archives/54320446.html