早いもので今年の6月で丸10年になります。

 振り返って見れば発見当時の夫はかなり悲惨な状況でありました。

 糖尿病に対して無知過ぎた。糖尿病=肥満の人という認識しかなかった。

 当時夫はお腹だけが異様に出ていて肥満ではなかった、尿は頻繁で、脚に吹き出物のようなものまで出ていた。

 夫が日本で会社員だった頃粉瘤の手術を受けたことがあり、そこがまた腫れて来ていたのをプールで見た人が医者に診てもらうここを勧めてくれたので、GPに行き、その時もドクターは健康そうだね、筋肉もしっかりしているし、なんて感想。念のため血液検査をしましょうって数年振りの血液検査でHbA1c12.1%、びっくり!

 

 会社員だった頃は少し中性脂肪が高いだけだった。しかし写真を見れば小太り。つまり夫は肥満というほどでない小太り程度で糖尿病になるタイプだったというわけです。

 

 発覚後数ヶ月メトホルミンと糖質制限で5%台維持(一度だけ6%が出たことあり)、合併症の兆候は微塵もありません。

 

 同時に始めた私も少し体重が減って、155cmで45kg前後を維持。同年の友人たちは目の老化であまり読書もしない。でも私が問題ない。歯科で歯も歯茎も褒められる。このまま糖質制限を続けるのに不満もない。

 

 でも糖尿病を治して普通の食事(いわゆるご飯付きの定食のような)がしたい人たちも多いようです。そういう人たちにとって私たちのような現状に満足しているのが理解できないようですね。

 でも時々チートで糖質リッチもしているし、何も不足はないのです。

 

 ただはっきりしているのは糖質制限、低インスリンでもがんになる時にはなります。何人も知っていますから。だから夫にはメトホルミン服用このまま維持。私はアルカリ体質維持で行きます。