日が暮れるのがすっかり早くなったダニーデンです。

 

 散歩ついでに早めの夕食、一番安全なファストフード店Pita pitのラムサラダ

     

 

 バランスボールを椅子代わりに使って、結構体幹が鍛えられているようです。最近大きいのが3つになりました。

 椅子懸垂も軽くできるし、立っている時は腹部の筋肉を意識すればキュッキュッと締められるのがわかります。その代わり?最近はまた少し早朝覚醒気味になり、これは夕食の最後に小さなみかん2個食べるとぐっすり眠れるのです。私の想像では肝臓のグリコーゲン不足。今これがシーズンで1kg400円ほど。鶏卵大の甘いマンダリン。

 

 日本のTVで夜間の絶食時間10時間あればケトン体が産生されるようです。

 これは脈拍を下げ、心臓の保護になるそう<つまり総脈拍の限度があるから、回数を落とすことで長く使える>、結局代謝を落とすことで寿命を伸ばせる訳です。ですので、普通に糖質を食べている人でも絶食時間10時間は設けた方が賢明です。

 

 私たちローカバーではもう少し昼間の時間にもケトン体が産生されていると思います。

 ただしっかりケトン代謝経路になっているか、どうか。私は適当にカーボを摂るし、夜のアルコールも嗜みますから、長くローカバーですが、自信はありません。一度しっかりケトアダプトになるようにして、その後また今くらいに緩めたら良いとはわかるのですが。でも週1回でも1日1食にトライしようかな。その日だけアルコールも抜き。

 

******

 異所性脂肪というのが最近注目されて来ています。

簡単にいうと、本来つく場所ではない処に溜まり、脂肪毒性を持つ。それが動脈硬化や脂肪肝など生活習慣病の原因になります。

 さて日本人では超肥満な人はあまりいません。それはインスリン分泌が少ないからそこまで太らないと言われます。またずっと痩せていたのに糖尿病になる人もいます。それは本来のインスリン分泌が少ないからだけでしょうか。

 身体には脂肪細胞があります。皮下脂肪と内臓脂肪、皮下脂肪はOK,でも内臓脂肪はだめ、と言われます。でもそれだけではないのです。異所性脂肪は脂肪細胞の中の脂肪滴ではなく、脂肪のままです。これが筋肉に入り込んだり、内臓脂肪から溢れて血流に乗ってついてはいけない場所につくのです。チキンのハート(ハツ)を調理したことはありませんか?中には黄色い脂肪がたっぷりついているのがあるでしょう。それが異所性脂肪です。

 あまり太らない日本人ではインスリン分泌が少ないだけでなく、脂肪細胞が少なめなのかも知れません。これらが異所性脂肪がつくのを守っているとすると(それをダムとすると)、日本人では安易に異所性脂肪が流れやすい(ダムの決壊)と言えるのではないでしょうか。

 身体の中で脂肪になるのは、糖ですが、余ったエネルギーも脂肪になります。糖だけ制限しても、カロリー過多ではダムが決壊しやすい。日本人に合わせたケトジェニックダイエット、これをフォーカスして行きたいです。

 

 

******

 

 さてインスリン抵抗性があると血清インスリン濃度が高くなります。それはIGF-1の増加にも繋がり、がんの増殖と関係します。がんを調べておられる方、抗がん剤を検討されている方に読んでいただきたい記事です。自動翻訳でだいたい理解できる事でしょう。

http://mct.aacrjournals.org/content/17/1_Supplement/KN01

 

基調講演:PI 3-キナーゼは、肥満、インスリン抵抗性、癌を結びつける