秋めいて来ましたダニーデン。爽やかな秋晴れです。

週末にはイースターやEd Sheerenのコンサートが控えてるいて、活気付いているダニーデンです。

 

 糖質制限、ローカーボ、ケトジェニックダイエット下で疲労、不安、不眠が起きた時に、糖質アップで解消されることが多いのですが、アップしても良い人では時々ハメを外すのも良いでしょう。世間には糖質リッチな美味しいものが溢れているし、それを我慢するのも結構ストレスかも知れません。

 

 でも糖尿病の人や肥満解消のために頑張っている人や、治療食として用いている人では、せっかくの今までの努力が後退してしまうのはもったいないです。

 

 そのような症状が出た時、まずトライしてほしいのがもっとナトリウムを摂ること。ナトリウム=塩ではなく、5グラムの塩のうち2.3gがナトリウムです。ローカーボでは5gは摂ってほしいから塩では11gほど、すなわち小さじ2杯強。これがミネラルを含み天然塩ではナトリウムの割合が減るので、もっと必要となります。

 

 ローカーボで低インスリンになりますがその場合腎臓の尿細管などで吸収されにくくなるからだそうです。

 

 この吸収されにくくなるというのは普通の食事の人でもカフェインでも起きるそうですので、コーヒーなどたくさん飲む人はローカバーでなくてもナトリウムが欠乏しやすくなるので積極的に摂ることが重要です。

 

 世間では塩分控えめが強調されますが、それは人口の25%の人達のためであり、75%はその必要がないのに、控えめにしている可能性があります。ローカーボでなくても慢性疲労を感じている人にはナトリウム不足もあるのかも知れません。

 

 なおローカーボの5gのナトリウム推奨の適応外は

1、ケト適応後に持続する高血圧や体液貯留の人々、特に利尿薬を摂取している人は、これらの症状が解消されて利尿薬が止まるまで、ナトリウム摂取量を1日3グラム以上に増やしてはいけません。
2、ibuprofen(Motrin、Advil)や(Aleve、Naprosyn)などのNSAID薬(非ステロイド性抗炎症薬)を日常的に服用している人々は、これらの薬物が腎臓による塩排出を阻止し、血圧を上昇させるため、よりナトリウム感受性が高い(Zawada 1980)。
3、熱中の重度の運動は、汗のナトリウム損失を増加させ、毎日のナトリウム要求量を5グラムレベル以上に増加させる可能性があります。

 

 以上カフェイン以外は下記を簡単にまとめました。

https://blog.virtahealth.com/sodium-nutritional-ketosis-keto-flu-adrenal-function/

 

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 追加情報

 健康のためを謳った減塩と表示されている食塩にはナトリウムの代わりにカリウムが大量に使用されていることが多い。例えば<減塩しお やさしお>など。これも糖質制限下では要注意ですね。

参考 http://kenkounews.rotala-wallichii.com/hyperkalemia_main-causes/