今日から新政権が始まりました。
今日のTVニュースはまだ観ていないのですが、昨日、新首相の記者会見での彼女の色の選択には笑いましたね。
口紅の赤、上着の黒、インナーの緑、三色の色調を抑えて、あたかもそれぞれが妥協して政権を運営していく決意の表明のように見えました。
ダニーデンはもともとレーバーやグリーンの強い地域で、それ故9年間政府の補助金も意地悪されていたのが、ようやくレーバーの議員が予想通りヘルスミニスター(厚生大臣)に任命され、公約通り新病院の建設に取り組みます。写真右の男性
もう一人の議員も内閣入り。
写真左
二人とも若い、40歳前後か。レーバーの古い組合のイメージは一新され、自然や健康を重要視する社会を目指す。
そして私がファンなグリーン党のこの方。この方がカンナビスの完全合法化のために頑張ってくれます。写真中央。
さて以前に話題になった、脂肪が多く、炭水化物が少ない食事ほど死亡率が下がる、という研究については私のブログでも取り上げていますが(https://ameblo.jp/manuka2010/entry-12311469201.html)(石原先生のブログ http://rokushin.blog.so-net.ne.jp/2017-09-12)
昨日(10月25日)のODT、オーストラリア ニューキャッスル大学の栄養学のClare Collins教授の記事に意外なことが書かれていました。
この研究は18カ国135000人超を対象にされたものですが、アジアの国の人では、このより脂質が多く、カーボが少ないのが死亡率が低いという際立った差はなかったということなんです。また蛋白質については多いほど死亡率が低い、とあり、石原先生の解釈とは少し違っているような。まあ、蛋白質については不足するよりは多すぎがベターという説(その逆もあるけど)もあるので。どっちやねん、と気になる方は原論文を。
この教授は現代の高度な加工食品はなるべく少なくするのが一番大事なのではと結んでいます。
もちろんアジアな日本人。炭水化物の害は非アジアより少ないと言えなくはないですが、日本人では長命だけど健康年齢はそんなに長くない(寝たきりが長い、或いはとことん生かす)ことや、認知症があっても高齢な場合もある。健康な人では敵にする必要はないですが、急な血糖値やインスリンの上昇はやはり避けたいものではあります。そしてもっとエイジングに逆らいたい私はこれからもローカーブ。