引き続き
栄養たっぷりな食品は蛋白質と脂質がたっぷり含まれているもの。
ところがLCHFでLDLコレステロール値が上がるのが問題とされる件では、まだよくわかっていないけれど、さすがに総コレステロールが500もあれば、単独で摂るオイルと乳製品(ヘビークリームやバター、チーズ)を控えると良い。
脂肪の多い肉や魚、卵、ナッツ、アボカドなど、全体を食べるものは大丈夫。
(←私にはここはすごく納得が行きました。確かにチーズを食べると上がる。
また60歳以上ではLDLーCは高いほど死亡率が下がる、という論文もあります。)
またLDL−Cが高い場合にLDL−Pを調べて多くなければ大丈夫という説がありますが、彼ら二人とも多い(sdLDLーCが多い)ので、どうなのか?は少し懸念は持っているようです。
しかしながら確実に言えることはいわゆる慢性疾患(心疾患、がんや認知症やら)をもたらすルーツは高インスリン血症、高インスリン抵抗性が最たるものというのは間違いないと断言しています。
運動についてはジムに行かなくとも、室内で自重トレーニングトレーニングを5分から10分するだけでも効果がある。(片足スクワットも良いと話に出てますが、私は軽い片足スクワットで、膝が少し痛いことがあったのが、治りました。筋肉で関節への負担が減ったのと、歪みが直ったのかも)
まあ、お二人とも素晴らしい筋肉で、とても健康そうですが、Dr.T.Naimaは以前はベジタリアンだったそうで、それであまり体調が良くなくて、現在の動物食ありのLCHFにしてから回復したんだそうです。
インスリン抵抗性を下げるにはやはりプチ断食が良いですが、Dr.T.Naimaは16時間から20時間をオススメ。ファング先生オススメの24時間では筋肉減少の可能性があるとか。
また糖質も精製炭水化物や砂糖はダメですが、そうでないなら、糖質絶対ダメというわけではなくて、グリコーゲンの蓄え以上に食べると脂肪になってインスリン抵抗性を上げるので、グリコーゲンが枯渇したら食べても良いらしい。ファング先生もそれほど糖質を目の仇のようにしていません。悪いのはインスリン抵抗性なので、それをフォーカスして、あとは自分の生活に応用して行ったら良いのではないでしょうか。
なおDr.T.NaimaのクリニックではLCHFでHbA1cが下がり、薬なしで5.6%になったら直ったとみなすようです。このあたり一旦糖尿病と診断されてもある程度インスリン分泌のある人と元々インスリン分泌が少ない人の差はあると思いますが、ある程度インスリン分泌のある人ではプチ断食を取り入れながら、ある程度糖質摂取を緩めても良いということでしょうか。
だいたいこんな会話でしたが、脂肪の多い魚といえば、サーモン、ここでも養殖でないサーモンを勧めてます。最近のニュースでシアトル湾のサーモンはコカインと抗鬱剤で汚染されているとか。なんとも恐ろしい話です。
そして最新健康ニュースさんが9月14日に取り上げているニュースでは<多価不飽和脂肪酸で糖尿病リスクが増加>の調査結果。
http://kenkounews.rotala-wallichii.com/pufa_type2-diabetes/
いくらオメガ3が良いと言っても食べ過ぎは良くないようですよ。
またニュージーランドでは未だに多価不飽和脂肪酸を推奨していますが、自分の身を守れるのは自分だけですから権威のいうことを鵜呑みにするのは考えもの、ということで。