昔、三浦綾子という作家が、粉ミルク断食でがんを治したと自ら書いておられるのを読んだことがあるので、ケトジェニック癌セラピーと何か関連するものがあるのではないかと、以前より思っていました。
 
 最近 Dr.上田(牧師)のブログを読むようになり、ついに今日のエントリーでは、ご本人がそう断言されています。

 http://blog.livedoor.jp/bokushinoto/archives/42205504.html

 この粉ミルク断食、以前のイギリスの研究で、600kカロリーを4週間で肥満の2型糖尿病が完治する例、その後の800kカロリー台でも同等の効果が認められた研究、2つ私の過去ブログにありますが、その場合に使ったフォーミュラーでなくても粉ミルクでいけるのでは?
 
 そして乳糖による大腸での水素ガス発生は粉ミルクでより効果があるのかもしれません。


 酪農大国、ニュージーランドにはうってつけの研究だと思いますが、どこかでやらないかな。

 残念ながら、私のようなココナッツオイルが合わない人とか、乳製品アレルギーがある人とか、がんのタイプによっては使えない場合もあるでしょうが、もちろん、すべての人に効果のある治療なんて、そうそうはあるわけないですし。

  ケトン値が高くなるだけで、がんが治るとは言えないでしょうが、ある人々には闘う武器となりうると期待したいです。
 
 上田先生が尿断食で、尿から排出されたケトン体を飲んで、一層ケトン値が高まるったという実験には、さすが科学者と引いてしまいましたが、やはり粉ミルクの方が受け入れられやすいですよね、先生。