坂口安吾の小説<肝臓先生>を読んで、実在のモデル、佐藤清一先生を知りました。調べてみると 肥田式強健術をされてたいへんご健勝でいらっしゃったそうです。

 この
肥田式って聞いたことがあるな、そうです、自彊術の呼吸法と同じなんです。1動、2動、4動の呼吸法が、下腹は緩めず、鼻から息を吸って、思いっきり口から吐く。イメージは吸う1+一瞬止める、吐く2。たくさん吐けば、自然にたくさん吸う、この時一瞬止めることで酸素が行き渡る、そして思いっきり吐くと習いました。

 心療内科の池見酉次郎先生の最後の著書 




この本には自彊術に関する記述はありませんが、実は自彊術の真髄ともいえると思います。
一息一息心を込めて。