$ダニーデンでローカーボライフ  遊戯三味


diabetes new zealandが発行している小冊子に
糖尿病のリスク群、NZ人は40歳からですが、私たちアジア人は30歳からとあります。

$ダニーデンでローカーボライフ  遊戯三味

 糖尿病では血糖値のコントロールが重要で、そのためには糖質量に配慮が必要です。
しかし最近発表された日本糖尿病学会の提言では、相変わらずカロリーコントロール主体で日本の伝統的な食事から炭水化物60%を推奨。つまり血糖値が上がる糖質を摂り、薬でコントロールしろっていうことです。

 で、学会が勧める薬ですが、すい臓がんサバイバーさんのブログで、日本では第1選択薬になりつつあるインクレチン関連薬の<生命予後への影響を示す明確なエビデンスはまだない>と訴えておられます。

 すい臓がんサバイバーさんのブログ

http://pancreatic.cocolog-nifty.com/oncle/2013/03/dpp-4fda-822d.html

インクレチン関連薬(DPP-4)で膵前がん病変の疑い:FDA

こちらのブログは糖尿病学会の提言発表の前に書かれたもので、まさにタイムリー。



 また提言発表後に批判記事はあちこちで見かけますが、下記ブログでは批判として同じインクレチン関連薬を取り上げておられます。勝手に紹介させていただきます。

 http://xn--oqqx32i2ck.com/review/cat22/post_160.html

 

 この薬、評判が良いので私も夫に飲んで見たらと薦めたことがありました。旅行の時とか便利だし、NZでは公費扱いにならないので、実費を払わなければなりませんが、時々頓服のような使い方なら良いんじゃないかと思って。
 で、夫は日本語の説明は信用できないとか言って、英語で副作用を調べたら、すい臓が破裂した人もいたとか、なかなかに恐ろしいことが書いてあるそうです。それを聞いて日本で服用している方たちはきちんと危険性とか知らされているのかしらと心配しました。

 NZでは医療は国費、目標とされるのは、経費を掛けないこと、つまり患者さんを作らないことです。糖尿病では最悪人工透析になりますが、これを少しでも減らすのが目標でしょう。しかし日本では反対。病院は患者さんが多いほど儲かるわけです。ぴかぴかの人工透析センターも数多くありお客さんを待っている、、、、。わかりやすいですねー。