最後に気づいたこと、思いつくまま箇条書きにしておきましょう。
1、彼の場合、食後ウォーキングでは食後200mg超えは避けられない。よって食後ウォーキングのある場合でも糖質は朝20g、昼25g、夜25gまでに抑えておく。
2、今回の緊急デスクワーク時、ワークしながら食べてた間は血糖値の上昇がなかった。これって消化が悪かったから?血糖値の上昇だけを見るとながら食べってOKなのかも。
3、トライアル食中は肉、魚の摂取量はいつもより少なかったけど、それでも体重の63kgの人の必要量63gは十分摂れていた。普段の食事で十分。
4、ジムでの運動と水泳の後は4時間以内に少し補食。それ以外はなるべく間食なしが良い。
5、ジムでの運動と水泳の前後は糖質制限は緩める。午前中は25g、昼は35g、夜は60gを目安。これ以上はならないように。
これはトライアルの課題食と同じブランドで、300g中30gの糖質、たんぱく質19g。味もまあまあいける。
運動があるとこういうのを半分料理の付け合せにできるのでとても便利。ポテトサラダだって食べれる。
6、ブラックコーヒーは血糖値に影響していない
7、朝だけど、起床時にSMBGしてから朝食摂取まで時間が空いてる場合に、つまり朝食を摂る前も血糖値は上昇している。やはり昼12時まで暁現象が続くようだ。朝食は慎重にしなければならない。夕食前のグリシン、シナモン入りヨーグルトが血糖値を下げていたので、最近はこれを朝食のはじめにしている。デスクワークが続く場合、昼食前にもグリシン1g入りヨーグルト食べてもらうのが良いと思う。
一番重要な8、
彼の場合インスリン拮抗ホルモンが出やすいのははっきりしている。糖尿病になる人は交感神経優位な人が多いという説もある。糖質制限では交感神経優位になりやすいと私は思うので、彼にはできるだけ糖質を摂らない糖質制限ではなく、摂れる範囲でなるべく摂るカーボカウントがあっている。
ただこれ以上体重が増えるのはよろしくない、今BMIが23くらい。週に2日1日50gの糖質でダイエットになるという研究もあるので、これは守りましょう。
病気が発覚して3年でこうしてCGMで血糖値の流れがグラフ化して見せてもらえたことで、この3年間の模索の総仕上げになりました。運動すれば何でも糖質量さえ普通食の半分は食べれることもわかりました。それも食後ゆっくりしてです。そこのところが大きい。やはり食後はゆっくりするほうが体に良いと思うから。