http://jp.wsj.com/Life-Style/node_468148
26日付の米医学専門誌「ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・メディカル・アソシエーション(JAMA)」に掲載された研究論文によると、良質な炭水化物中心のダイエット(食事療法)は、低脂肪ないし低炭水化物の食事よりも、体重を減らした状態をそのまま維持するのに役立つ可能性が高く、しかも体内で望まない副作用を誘発しないことが分かった。
21人の被験者(18~40歳)はまず、総カロリーのうち約45%を炭水化物、30%を脂質、25%をタンパク質が占めるダイエット用の食事を3カ月間取り、体重を当初10~15%減らした。
その後、被験者は次のダイエットパターンのうちいずれか一つを1カ月間取った。すなわち①低脂肪メニュー(脂肪を総カロリーの20%以内に抑えたもの)、②アトキンス博士の考案したダイエットをモデルとした低炭水化物メニュー(炭水化物を総カロリーの10%以内に抑えたもの)、③低GIメニュー(総カロリーのうち炭水化物から40%、脂質から40%、タンパク質から20%を摂取するように配分したもの)の3パターンだ
2のアトキンス式では炭水化物10%以内と超低糖質
3の低GI食がベストといっても、炭水化物40%、これは一般の食事よりかなり低糖質である。
2の問題は<ストレスホルモンとされるコルチゾールと、体内炎症の指標であるC反応性タンパク(CRP)が増えたのだ。CRPは心疾患や糖尿病の発症リスクを高める恐れがある>