今日見たメンドーサ氏のブログ、何と厳しいお話でしょう。
糖尿病合併症回避のためにはHbA1cのゴールは5%以下だとは。
これってJDSでは4.6%ですぜ。田中瑞雄先生の目標より低いやないうですか。これはもちろんインスリン投与の強化インスリン療法ではなく、あくまで適度な運動、適度な食事+メトホルミン服用の場合だと思います。あくまで低血糖がない5%以下血糖値コントロール。
今回はRoderic Crist, M.Dとのお話。
このドクターの説では、糖尿病の人はどんなにHbA1cが低くてもメトホルミンは摂った方が良いらしい。常に5%を切っている超低糖食のメンドーサ氏でさえ、飲もうかと検討している。果たしてどうするかしら。話だけかも。
とまれどんな薬でも副作用はある。メトホルミンの副作用を減らすにはいきなり多く飲まないこと。飲み始め一日250mgで1週間、次の週はそれを2回に、次は朝500mg、夜250mg、4週目は500mgを2回。ゴールは850mgを2回、或いは1000mgを2回。これは一旦服薬休止後、また飲み始める場合でも同じようにする。
HbA1cが低くてもメトホルミンは飲んでおきなさいというのは私たちのGPも同じだけど、処方は一日500mgのみ。一度もっと炭水化物摂ってほしいから1000mgはどうかと問うてみたけど却下だった。これは仕方ない。
このドクターによると糖尿病の一番の薬がメトホルミン、血圧くない人にACE inhibitors とARBs。
そして血栓予防の抗血小板剤としてのアスピリンです。最近やたらとこれの効果が喧伝されているので、私も考慮中なのです。直近だと皮膚がん予防効果もあるとかABCニュースで言ってました。メンドーサ氏はすでにa baby aspirin every day. これは75mgか?81mgか?Roderic Crist, M.Dのお勧めは日に2錠だけど。
アスピリンは彼と私とで150mgを半分ずつも検討中。これは何年も長期に亘って飲むことで効果があるといわれている。
アスピリンの効果
http://allabout.co.jp/gm/gc/300496/2/