映画「パニックルーム」、「Saw(ソウ)」を見たことがあるか?SawはⅠ~Ⅳまで出ているヒット作であり、多くの方がいずれかの作品を見たことがあるだろう。
見たことがあるとして話を進める。
最近…
『閉鎖空間』すなわち船上、機内、マンションなどの限られた空間且つ外界との連絡が一切遮断された≒密室で
『ハイリスク』大金、ときには命が賭かったハイリスクな
『ゲーム』一定のルールがあるゲーム感覚のやり取り
という設定の漫画が多い。ということは、まぁ需要も多いのであろうということが示唆される。
なぜ人々はそれらを求めるのか??
漫画には現実世界には無い非現実がある。漫画を読むことで非現実を楽しんでいるのである。
特に日常では味わえないスリルを読者は求めている。失敗したら死ぬ!間違えたら億単位の金を失うよう!といったゲームは日常からは程遠い設定である。また閉鎖空間であることがスリルを増長させると同時に読者の視点を一箇所に集める。
超能力や、SFを含まない現実的な設定の中で、非現実的な設定を組んでいるために、非現実を実際の体験談のように受け取ることができるのも理由のひとつだ。
また、一番興味深いのは、スリルたっぷりの漫画を読んでいる自分は安全な場所にいるということ。
安全バーの無いジェットコースターは死への超特急だし、荷造り用のビニール紐でバンジーしても怖いだけだ。
楽しめるのは自分が安全であるという大前提があってこそ。その前提のもとで過酷な条件やスリルの大きさが楽しさに変わるのだ。
こうしてpointをつなげると上記設定を盛り込んだ内容の漫画が多数存在するのも頷ける。某漫画からの引用を過大に含み考察した。
文責:カッチャキ号