舟木一夫コンサート2024
けんしん郡山文化センター
(郡山市民文化センター)
2024.6.18(火)14:30
雨などのためJR中央線は快速の運行なし、各駅停車で東京駅まで辿り
ついて、東北新幹線やまびこ号で約1時20分。郡山へは、8年ぶり
となりました。
郡山駅東口公園にて
まだ工事中だった「東西自由通路」も完成しているので、ぜひ
「高校三年生の歌碑」を確かめて来ようと、東口公園広場へ。
歌碑はすぐ目の前だったけれど、雨で丘先生の書かれた歌詞の碑文が上手く
写せない。
(これは8年前に写した歌碑)
樹木は少し大きくなったかな? でも変わらない風景で一安心。
雨が降り続いていたので西口へは回らず、そのまま東口からタクシーで
文化センターへ行くことにした。
前から3列目、中央近く・・(メモはとれないけど)嬉しい・・
今日は真っすぐステージの舟木さんだけを見つめる特別な日・・
ホール中央の階段、彫刻
グッズ売り場は、開演1時間前からお買い物ができるように
なっていたため、開場も13:30からとなり、開演までを
ゆっくり過ごすことが出来ました。
列が動き出しました。
オープニング
♪ 想い出通り
グレーのキラキラジャケットの舟木さんがライトに浮かび上がると、まだ盛岡
コンサートから間もないというのに、もう懐かしさが募る感じ。立ち姿、佇ま
いの綺麗なこと、、、誇らしくて、全国の皆さんに見て頂きたい思いです。
今日は ” 豊かな老後を過ごす会 ” にようこそ。お天気も大変な中お越し頂いて、
有難うございます。いろいろ取り混ぜて歌っていきますので、どうぞひと時、
ごゆっくりお過ごし下さい。
軽快なアレンジでウキウキ
♪ センチメンタル・ボーイ ♪ ブルー・トランペット ♪ 星の広場へ集まれ!
当時は曲と一緒に映画も撮っていましたから、映画主題歌になった曲が多いです。
♪ 花咲く乙女たち ♪ 東京は恋する ♪ 北国の街
♪ たそがれの人 ♪ 哀愁の夜(5番も)
映画で一番多く共演した女優さんは、和泉雅子さんでしょうか。あれから随分
経っていますので、マコちゃんももう24,5才になっていることでしょう。
今まで流行歌を中心に《日本の名曲》というくくりで歌って来ましたが、今年
は三回忌ということでもあり、西郷さんの曲にしました。テル(西郷輝彦)さ
んがどっかへ遊びに行って帰って来ない、、、もう3年経つんです、早いもの
ですよね。
《日本の名曲たち》
♪ 君だけを ♪ 初恋によろしく ♪ 星のフラメンコ
鹿児島出身、薩摩隼人そのものの西郷さんの太い眉が舟木さんは羨ましくて、
デビュー当時から触らせてもらっていたことを、郡山でも話して下さいました。
また、脚が長くてこんなに上がっていた、と実際にやって見せて下さいました。
年月を経て、ようやく舟木さんと西郷さんがお互いに ” かけがえのない大切な
人 ” としての関係を結ばれていた時に、今コンサートで活躍できているのは舟
木さんお一人になってしまいました。舟木さんが歌われている《テルさんの三
曲》が素晴らしいだけに、より一層淋しさを感じてしまいます。
重いでしょうが、皆さんにもちょいと腰を上げて頂いて、、、
スタンディング
♪ 銭形平次 ♪ 君よ振りむくな
二曲続けてのスタンディング・・・スタンドマイクを片付ける時、舟木さんも
少しお疲れの表情だったのか、会場の男性から ” ガンバレ ” の声が届きました。
2曲、、、あと一年、続けられるかどうかわかりませんね。それどころか、今
年の数ヶ月が持たないかも~~。今年12月が来たら、はちじゅう(右手で大
きく漢字で 八 十 と書いて)👏👏👏・・・それはどういう意味の拍手なのか
わかりませんが、、。
いつも言いますように、ライブはどちらが(ステージ側&客席側)欠けても成
立しません。テレビは時間が来て違う番組が始まったり、また自分の都合でチ
ャンネルを替えて好きな番組を見られますので、お互いが交差することはあり
ません。そこが大きく違ってきますね。
スローテンポで、下を向き加減の曲が多い抒情歌ですが、これも抒情歌になる
のかという意味で、メドレーで繋げてみました。
抒情歌・・・メドレーで
♪ 初 恋 ♪ まだ見ぬ君を恋うる歌 ♪ あなたの故郷 ♪ ふたつちがい
♪ あゝ荒城の月かなし(2番 ♪荒城の月) ♪ 絶 唱
途中、 ♪ あゝ荒城の月かなし の時、咽喉に異変があって、2番 ♪荒城の月
の歌詞(ひかり)が飛んでしまうハプニングがありました。でも、こういうこ
とはステージではよくあることで、すぐに ~いまいずこ~と続き、
♪ ~~待つ人もない 荒城の 草笛さびし 恋かなし
と ♪ あゝ荒城の月かなし に戻っていかれました。
改めて、日本が世界に誇る滝廉太郎の歌曲と、遠藤先生のメロディの見事な融
合でした。
皆さんの好みは全く考えないで、自分だけの好みで、好きな曲を勝手に選び
ました。♪ 湖 愁 は、僕の最新のシングル曲といっていいかと思います。
舟木さんの好きな曲
♪ 高原のお嬢さん ♪ 湖 愁
コンサートのどこに置いて歌うか、(置き場所に困っている)
デビュー当時の曲
♪ あゝ青春の胸の血は ♪ 仲間たち ♪ 君たちがいて僕がいた
♪ 高校三年生 ♪ 学園広場 ♪ 青春の鐘
最初から早速会場での手拍子が始まり、♪ 高校三年生 では怒涛のようなどよ
めきと歓声、手拍子、♪ 学園広場 ではそれらがピタリとやみ、♪ 青春の鐘
で再び手拍子、、舟木さんも私たちも一体となって、青春の憂いも希望(のぞみ)
も、 全てが私たちへのエールに代わっていきました。今も昔も、ずっと舟木さ
んが私たち世代に贈り続けて下さるエール、デビュー当時の曲は、宝物のよう
な曲ばかりです。
その後、” 青春歌謡 ” という歌のジャンルは、ハサミで切ったみたいになくな
ってしまいましたね。 今は流行歌も含めて、全て ” Jポップ ” として纏めら
れてしまいました。
” 呼べどかえらぬ いにしえのまぼろし ” といったところでしょうか。
アンコール
スローテンポでの ♪修学旅行 (~思いだ~すだろ いつい~つま~で~
も~~) の女声コーラスがかき消されるほどの歓声、手拍子、「アンコ
ール」の連呼。口笛もあったかも知れません。ともかく、凄い熱気と喚声
が渦巻くなかで、アンコールの幕が上がりました。
今年12月で80を迎えたら、そのあとのことは委細面談・・・
♪みんな旅人
地元の女性ファンの皆さんは、舟木さんが新しく作られたこの曲の4番
を、ともかくお聴きになりたかったようでした。若々しくてイケメンで、
佇まい美しく、その上、最後に心に染み入る歌詞の舟木さん自作曲をお
聴き出来て、すっかり満足のご様子を口々に話し合いながら、会場出口
に向かっていかれました。
こんなに大きな作品が掲げられていたなんて、、、8年前にも??
(続く)